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【乾坤一筆】西野監督「勝利への道筋」を描いてほしい

【乾坤一筆】

西野監督「勝利への道筋」を描いてほしい

特集:
西野JAPAN
ベテラン記者コラム・乾坤一筆
スイス戦に向けた練習を見守る西野監督(右)=5日、ゼーフェルト(共同)

スイス戦に向けた練習を見守る西野監督(右)=5日、ゼーフェルト(共同)【拡大】

 オシム監督の急病による07年末の緊急就任ながら、岡田監督は日本代表を2年半指揮してから、自身2度目のW杯に挑んだ。南アでは、初戦のカメルーン戦で1-0の後半37分から矢野を投入。繰り返し思い描いた「勝利の方程式」がはまって逃げ切り、前評判を覆す16強入りへつなげた。

 「本当は代表監督なんて、やりたくないんだ」。岡田氏はよく口にした。ある日の試合会場。いきなり少女に指をさされ「この人、嫌い!」と言われたという。代表に選出できなかった有力選手の娘さんだった。現在はFC今治会長の岡田氏はまだ61歳だが、代表やJリーグの監督に必要な日本協会公認S級コーチライセンスを返上した。

 選手の人生をも左右するW杯の代表選考は、非常に重い。本来、熟考を積み重ねて決断するものだ。経緯はともかく、西野監督は就任わずか1カ月半で決めることになった。せめて残り少ない時間で、「勝利への道筋」を描いてほしい。

須田 雅弘(すだ・まさひろ)

 1997年入社。ゴルフのマスターズ、サッカーW杯などを取材し、2014年10月から運動部デスク。国学院久我山高時代は野球部も、公式戦出場なし。練習試合で通算11打数3安打。2男の父、44歳。

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