日本のスイス戦予想スタメン【拡大】
強烈な日差しに気温は28度まで上昇。アルプスに降り注ぐ陽光を全身に浴びたDF長友が、熱っぽく語り始めた。
「(4年前の)ブラジル大会は理想ばかりを追い求め、W杯で結果を出せなかった。理想ばかりでは勝てない。自分たちは下手で、強くないことを認めた上で、自分たちにできるサッカーをやるしかない」
ネット上では、ツイッターに「年齢で物事を判断する人はサッカー知らない人」と投稿したことが物議を醸し、自ら「炎上隊長」と笑いを誘った背番号5だが、W杯を想定する8日(日本時間9日未明)のスイス戦に向けて、開き直った。紅白戦では4-5-1の新布陣を確認。ショートパス主体の戦い方が、1次リーグ敗退を喫した4年前のザック・ジャパンに酷似しているとの見方もある中、23選手の平均年齢が過去最高28・26歳(W杯第1戦時)の“おっさんジャパン”を引っ張る31歳がチームを発奮させた形だ。