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【賀川浩観戦記 さぁロシアへ】「久々に弱い日本を見た」 W杯の相手はガーナよりも上で生半可なことでは勝てない

【賀川浩観戦記 さぁロシアへ】

「久々に弱い日本を見た」 W杯の相手はガーナよりも上で生半可なことでは勝てない

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賀川浩観戦記
前半、得点を奪えず悔しがる大迫=日産スタジアム

前半、得点を奪えず悔しがる大迫=日産スタジアム【拡大】

 3バックをテストしていたが、4バックにしていつも中央に2人いる方が日本にとっては安心のような気がする。日本人はW杯に出てくるFWに比べて足は速くないし、体は小さい。突破をしかける相手にはフルスピードでないと追いつかない。

 日本の力は監督が代わろうが、大きくは変わらない。監督がシュートするわけでも、プレーするわけでもない。西野監督は技術委員長を務めていたのだから、一番よく知っているはず。日本の力はどの程度で、どれだけの覚悟を持ってやらないと戦えないか。W杯に出場するクラスの最低ラインにいるわけだから、ここを抜け出せないと世界で大きな顔はできない。

 選手はW杯前最後にいいところを見せたかっただろうし、われわれもいいところを見たかったが実際はそうはいかなかった。改めて選手も監督も今の力はこの程度と思い知ったはず。本番前にいい経験ができたと、前向きにとらえてほしい。

賀川 浩(かがわ・ひろし)

 1924(大正13)年12月29日生まれ、93歳。神戸市出身。神戸一中、神戸大、大阪サッカークラブでFWなどでプレーし、天皇杯準優勝も経験。52年産経新聞社入社。大阪サンケイスポーツ編集局長を経て90年からフリー。2010年に日本サッカー殿堂入り。15年に日本人初のFIFA会長賞を受賞。自身のサッカー関連蔵書が神戸市立中央図書館に寄託され、「神戸賀川サッカー文庫」として公開されている。

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