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【サッカーコラム】JリーグがVAR導入に向けてJ1の4試合でテストを実施

【サッカーコラム】

JリーグがVAR導入に向けてJ1の4試合でテストを実施

特集:
No Ball, No Life
VTR機材。カメラはテレビ中継用が使用され、赤いボタンを押すと主審と話すことができる

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 【No Ball,No Life】JリーグでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を導入するためには、どんな段階を踏まなければならないか。そこには高いハードルが存在し、1日でも早いほうがいいと考える人が多いと思うが、実際にはとてもすぐに導入できるものではない。

 まず、人材の問題がある。VARになるためにはIFAB(国際サッカー評議会)が定めたトレーニングプログラムをこなし、ライセンスを取得しなければならない。現在審判員のライセンスがなくてもVARにはなれるが、誰でもトレーニングを受講できるわけではなく、各国に存在する審判員組織からの推薦が必要となる。そして、ライセンスの取得には約9カ月を要するという。

 「現在Jリーグを担当する審判員は第1グループとして14人がVARのトレーニングを受けていますが、IFABで設けられた基準をクリアするまでに約9カ月かかります。一気にJ1だけでも全試合をカバーするとなると、相応の審判員が必要です。プレミアリーグ(イングランド)が来シーズンからのVAR導入を見送ったように、しっかりと準備しないといけないシステムなのは明らかです」(小川佳実審判委員長)

 Jリーグは3月~4月にかけてVARに関するトレーニングキャンプを実施し、さらに4月下旬のJ1ではオフラインによるテストも行っている。対象は4試合で、4月21日の浦和-札幌、川崎-鹿島、4月28日のFC東京-名古屋、横浜FM-鹿島で主審とは無線をつながず、オフラインによってVARがテストされた。

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