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【サッカーコラム】渡辺監督のもと“自分たちの哲学”で強化を進めるベガルタ仙台

【サッカーコラム】

渡辺監督のもと“自分たちの哲学”で強化を進めるベガルタ仙台

特集:
No Ball, No Life
FC東京戦で決勝点を挙げた仙台・石原(左)。チームは開幕2連勝と好発進

FC東京戦で決勝点を挙げた仙台・石原(左)。チームは開幕2連勝と好発進【拡大】

 【No Ball,No Life】決して潤沢な資金があるわけではなく、日本代表に名前を連ねる良質な選手たちが所属しているわけではない。ベガルタ仙台はいわゆるプロビンチャ(地方の運営規模が小さなクラブ)で2002年にJ1へ昇格したときは2シーズンを戦って2003年にJ2へ降格している。しかし、2009年J2に優勝して再昇格すると、その後はずっとJ1で戦い続けている。

 とはいえ、過去には2011年J1で4位、2012年のJ1で2位となっているが、ここ数年は2桁順位で終わっており、ルヴァン杯、天皇杯でも目立った成績を残せていなかった。そうしたなか、昨シーズンはルヴァン杯でベスト4に進出し、ファイナリストまであと一歩と迫った。

 このとき、準決勝の川崎フロンターレ戦を終えて渡辺晋監督は、「強化費や経営規模を考えるとわれわれはJリーグのなかでも下から数えたほうが早い。そういう地方のクラブでも、自分たちの哲学を持って信じてやれば、こういうことがやれるぞというところを、これからもっともっと披露していきたい」と語っていた。

 そして、まだ第2節を終えたに過ぎないが、今シーズンは開幕2連勝を飾っている。よくよく調べてみると12位だった昨シーズンも開幕2連勝しており今後にどうなるかまったく分からないが、少なくとも第2節のFC東京戦に1-0で勝ったことでひとつのネガティブなデータを払拭している。

 というのは、仙台は味の素スタジアムでの試合にめっぽう弱く、これまでJ1(対FC東京戦、対東京V戦)では2分け9敗だった。こうした相性の悪さを把握したうえで試合前に「オレたちが歴史を作ろうぜ」(渡辺監督)と選手たちに伝えており、実際に勝利してみせた。

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