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「小笠原の後継者問題」解決 充実の選手層を武器に全タイトル制覇へ J1戦力分析:鹿島編

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 ■内田復帰で「小笠原の後継者問題」に終止符へ

 昨季はまさかの結末だった。最終節でジュビロ磐田からゴールが奪えずスコアレスドロー。最後の最後で川崎フロンターレにかわされ、手の中にあったリーグ連覇を自ら取り逃してしまった。勝負強さを武器としてきた鹿島アントラーズとは思えない大失態だった。

 そのため、オフの間から監督や選手だけでなくクラブ全体から「あの悔しさを忘れない」という声が聞こえてきた。クラブとしても昨季の主力をほぼすべて残留させることに成功し、さらに3連覇の中心選手だった内田篤人をドイツから呼び戻す。他にも東京ヴェルディから安西幸輝、清水エスパルスから犬飼智也らを獲得することで、ポジション内での争いが比較的少なかったセンターバック(CB)とサイドバック(SB)にも激しい競争をもたらした。

 特に、内田にかかる期待は大きい。鹿島で3連覇を経験しただけでなく、日本代表でもワールドカップに2回出場し、ドイツでも7年間プレーしてきた選手が語る言葉は重い。これまでチームの中心を担ってきたのは小笠原満男だが、さすがに試合に出場する数も減り、ピッチ内外でチームをけん引するのが難しくなってきた。そこでクラブが白羽の矢を立てたのが内田。「小笠原の後継者に」とクラブの強化責任者である鈴木満常務取締役が熱烈なラブコールを送って呼び戻した。昨季終盤、勝ち切ることができなかった鹿島にとっては最高の人材を獲得できたと言えるだろう。

 安西の存在も大きい。ここ数シーズン、鹿島の左SBは山本脩斗が一人で担ってきた。しかし、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)などが絡み連戦が増えると、替えの効かない山本に多くの負担がかかっていた。昨季は湘南ベルマーレから三竿雄斗を獲得したがいまひとつ力を出し切れないまま来ていた。そこで様々なポジションをこなせる安西を獲得したのだが、ここまでプレシーズンマッチだけでなく、すでに開幕したACLでも2試合で先発出場。すばらしいプレー内容で驚きを与えている。これにはSBとしての大先輩である内田も「技術がある。一個前のポジションもできるな、というボールタッチもするし、走れるし、右もできるからね。良い選手が来たな、と思います」と称賛した。

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