2018.2.20 14:14(1/3ページ)

新体制の清水、基本に立ち返り“王国”再興へ J1戦力分析・清水編

新体制の清水、基本に立ち返り“王国”再興へ J1戦力分析・清水編

新体制の清水、基本に立ち返り“王国”再興へ J1戦力分析・清水編

新体制の清水、基本に立ち返り“王国”再興へ J1戦力分析・清水編【拡大】

■新体制の下、“王国清水”再興へ

 「ベスト5に入る」

 11年ぶりに清水エスパルスへ復帰した久米一正GMが高らかに宣言し、今季から“王国清水”再興への道のりを進むことになった。そのスタートとして昨季途中からサンフレッチェ広島を率い、降格の危機を救ったヤン・ヨンソン監督を招聘。さらに、元FC東京監督の篠田善之氏をコーチに加えている。新加入選手は10人。8年ぶりに清水へ復帰となった兵働昭弘、川崎フロンターレ、セレッソ大阪、サガン鳥栖を経てウエスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)へと海を渡っていた楠神順平、昨季5月の月間ベストゴールを受賞するなど、ベガルタ仙台で8得点を挙げたクリスラン、広島、鹿島アントラーズでも活躍していた元韓国代表のファン・ソッコ、ここに全国高校サッカー選手権でも活躍した髙橋大悟ら6名の新卒選手を加えて、総勢35名で今季を戦うことになる。

 昨季終盤の30名に比べて大所帯となったが、まだ気がかりなポジションがいくつかある。まずは、昨季は副キャプテンも務めていた犬飼智也(鹿島)の突然の流出で影響が出ると見られるセンターバックだ。空中戦に絶対の自信を持ち機動力もある、守備陣に安定感をもたらしていた絶対的な存在。ファン・ソッコという待望の補強により、ようやく2枚が揃うかと思われた矢先だったため、残り1人が誰になるのかというところが悩みどころとなった。今のところ、昨季は試合終盤、ゲームを終わらせる役割としての使われ方が多かったフレイレがその候補の1人となっている。昨季はチームへの加入が少し遅れていたが、「今年は最初から合流して、みんなと同じコンディションからスタートできている。今年は本来のポジションのセンターバックとして出場したい。ずっとやってきたポジションなので自信はある」と、キャンプから高いモチベーションを保っている。

 一方、この1カ月、ケガで相次ぐ災難に見舞われているのは右サイドバック。先発当確と見られていた清水航平は、キャンプ初日で左ふくらはぎを負傷し、未だ復帰が長引いている。白羽の矢が立ったのは大卒2年目の飯田貴敬。ケガの影響もあり昨季はリーグ戦1試合、18分の出場に終わった。「去年は4カ月間ケガをしてチームを離れてしまって悔しい思いをした。今季にかける想いは強い」とキャンプ全3試合に先発していたが、左ひざ負傷し出場は微妙に。高卒2年目の立田悠悟、昨季終盤をケガで棒に振った六平光成とともに誰が開幕スタメンの切符を手にするかは直前まで分からない。

【続きを読む】

  1. サンスポ
  2. サッカー
  3. Jリーグ
  4. 新体制の清水、基本に立ち返り“王国”再興へ J1戦力分析・清水編