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「僕には才能がないんです」加藤、底辺から這い上がった日本代表MFの物語

「僕には才能がないんです」加藤、底辺から這い上がった日本代表MFの物語

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 「シンデレラボーイ」

 そんな風に思っている人も多いかもしれない。

 日本代表に初招集された、加藤恒平のことだ。

 J1でのプレー経験なし。年代別代表の経験なし。そんな選手が、日本のサッカー選手の頂点である日本代表に選ばれることなど、常識的にはありえない。だが、加藤は常識を覆してみせた。

 ブルガリアでプレーする「異色の経歴の持ち主」の選出は、大きな話題になった。帰国会見では40人以上の報道陣に囲まれ、あらゆるメディアに「加藤恒平」の経歴とコメントが載った。

 すっかり“時の人”になった加藤から電話をもらったのは、日本に帰って来た次の日だった。「すごいことになってるね」と言うと、「びっくりしました。空港に着いたら、たくさん人がいて……。でも、珍しいもの見たさだと思います」という答えが返ってきた。

 それを聞いて「らしいなぁ」と思った。加藤が欧州リーグに渡ったのは2013年。日本ではJ2でしかプレー経験がない無名の選手が、日本代表にたどり着くまでにかかったのは、4年半だ。

 たった4年半で人生は変わる。

 だが、それは決して偶然ではない。自分を客観視し、とことん向き合い、目標にたどり着くために1日1日を積み重ねる、そんな4年半の先にあったものだからだ。

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