2016.11.18 15:03(2/2ページ)

J2は最終節まで何も決まっていなかった!優勝、昇格、プレーオフ進出、残留、降格、全てがわからない

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 プレーオフ圏内もまだ波乱の可能性がある。4位から7位までの状況はこうだ。

C大阪;勝ち点75、得失点差+15(4位)
京都:勝ち点66、得失点差+11(5位)
岡山:勝ち点64、得失点差+14(6位)
町田:勝ち点62、得失点差+8(7位)

 4位は既にC大阪で決まっている。京都の6位以上も確定している。焦点は岡山と町田の6位争いだ。

 岡山は第34節の岐阜戦(5○0)を最後に7戦勝ちなし。直近の2試合も水戸、清水に連敗しており、7位の町田に勝ち点差2まで詰められている。最終節はホームで群馬に迎えるが、楽観はできない。

 町田は春先のアグレッシブなサッカーを取り戻しつつあり、直近の10試合で6勝を挙げている。前節は松本を下しており、直近の勢いは岡山を大きく上回る。最終節の対戦相手は愛媛だ。

 町田は2017年シーズンのJ1ライセンスを得ておらず、昇格プレーオフへの出場権がない。しかしスタジアムやクラブハウスの整備に向けた市民の機運を高めるためにも、6位以内という結果を手にしたい。逆転は岡山が敗れ、町田が勝った場合に限られるが、6位争いも最終節の注目点だ。なお岡山が7位になった場合、プレーオフは3位から5位の3チームで行われる。

 残留争いは3チームに絞られた。20位以下の状況はこうなっている。

岐阜:勝ち点40、得失点差-26(20位)
北九州:勝ち点38、得失点差-18(21位)
金沢:勝ち点38、得失点差-24(22位)

 昨季は好成績(北九州7位、金沢12位)を残した両チームが残留の瀬戸際という現状に、このカテゴリーの厳しさを痛感させられる。

 J3は大分、栃木の2位以上が決まっている。両チームは来季のJ2ライセンスを保持しており、J3の優勝クラブの自動昇格と2位のJ2・J3入れ替え戦進出は確定している。つまりJ2残留が確定するのは20位以上の成績が必要だ。21位は入れ替え戦進出、22位だと自動降格が決まる。

 岐阜は今節の東京V戦で勝てば残留決定だが、引き分け以下だと北九州、金沢に逆転される可能性がある。得失点差で北九州、金沢に劣るため、引き分けで勝ち点『1』を積んでも、北九州か金沢が勝った場合は必ず逆転されてしまう。となれば最終節の岐阜は『点を取りに行く』『勝ち点3を狙う』試合運びをするに違いない。

 北九州、金沢はいずれも縁のある相手とアウェイで最終節を戦う。北九州が戦う山形は、柱谷幸一監督が01年まで3季に渡って指揮を執っていた古巣。金沢が戦う札幌は、森下仁之監督が01年から7季に渡って指導者や強化部長として在籍したクラブだ。

 両クラブともまず20位を目指して、勝ち点『3』を目指す積極的な試合運びを見せることになるだろう。ただ、終了間際になれば勝ち点『1』で21位以内を死守する試合運びもあり得る。

 J2の最終節は全試合が20日の14時キックオフ。昇格争いも、残留争いも、結末はまったく想像できない。一方で確信を持って言える予想もある--。それは濃密で劇的な2時間を、私たちが味わうということだ。(Goal.com)

 文=大島和人(球技ライター)

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