2015.11.23 05:02

川崎・大久保の義父も感無量「『幸せにします』の言葉果たしてくれている」

川崎・大久保の義父も感無量「『幸せにします』の言葉果たしてくれている」

 明治安田J1第2ステージ最終節(22日、川崎1-0仙台、等々力)川崎の元日本代表FW大久保嘉人(33)が22日、仙台戦(等々力)で1得点し、今季23得点で史上初の3年連続得点王に輝いた。胞状奇胎(ほうじょうきたい)の療養で自宅観戦となった夫人の莉瑛さんに「いい報告ができてホッとしている」と頬を緩めた。 

 大久保の偉業に長崎県内に住む義父・林田行弘さん(63)も感無量の表情を浮かべた。

 闘病中の夫人・莉瑛さんの父は、大久保の恩師でもある。1995年。丸刈り頭の12歳の少年が、北九州の親元を離れて長崎で寮生活を始めた。国見中に通いながら同氏がコーチを務めるサッカースクールに週に1度通い技術を磨いた。「目に力のある子で、技術も一級品。まさか自分の娘婿になってこんなに活躍するとは思いもしませんでした(笑)」。

 2004年のJリーグオールスター(新潟)。祭典前日のホテルで大久保から「莉瑛さんを下さい。幸せにします」とあいさつされた。「緊張していたと思います。手にすごい汗をかいていました。彼らしい誠意を感じました」

 2年前に実父が死去した大久保にとって行弘さんはまさに父親。闘病中の娘を支え、結果を出し続ける姿に「あのときの『幸せにします』の言葉を果たしてくれています」と目頭を押さえた。

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(紙面から)