2015.8.5 21:11

ハリルJ、山口の代表初ゴールで韓国と1-1ドローも連覇ならず

ハリルJ、山口の代表初ゴールで韓国と1-1ドローも連覇ならず

特集:
ハリルJAPAN
前半、同点ゴールを決める山口=中国・武漢(撮影・中井誠)

前半、同点ゴールを決める山口=中国・武漢(撮影・中井誠)【拡大】

 東アジア杯(5日、日本1-1韓国、中国・武漢)日本代表(FIFAランク50位)は、第2戦で韓国代表(同52位)と対戦。1-2で敗れた初戦の北朝鮮戦から先発メンバーを5人入れ替えて臨んだが、1-1のドローに終わった。日本は、1分け1敗の勝ち点1で2連覇の可能性が消えた。日韓戦の通算成績は、これで日本の13勝23分け38敗。日本は9日に中国代表と最終戦を戦う。

 試合は、日本のキックオフで始まった。序盤は韓国がパスを回す展開。日本の左サイドを崩し、攻め上がるなど優勢に進めた。日本は、16分には中盤でパスをカットされ、MF金民友にミドルシュートを放たれるなど、押し込まれた。

 19分には、MF永井が右サイドを突破。久々に日本は前を向いたが、MF柴崎とのワンツーはパスがつながらなかった。逆に20分にはMF鄭又栄がシュート。GK西川が正面でキャッチしゴールを防いだ。日本は23分、エリア外の中央でFKを得た。しかし、DF太田のキックは韓国の壁に阻まれた。

 韓国優勢の中、相手の右サイドからのクロスにDF森重がエリア内で、DFと競り合った際、ハンドを犯しPKを献上。これを26分、MF張賢秀にゴール左隅に決められ、先制を許した。

 日本は39分、セットプレーのつなぎから最後は、MF倉田のパスを受けたMF山口が、エリア外中央から右足ミドルシュート。代表19試合目での初ゴールで同点に追いついた。前半は1-1で折り返した。

 後半は韓国のキックオフで始まった。日本は9分、FKから柴崎がゴール前に蹴りこむと、密集からのこぼれ球をエリア外の山口がシュート。序盤は、日本が韓国ゴールに迫った。

 23分、日本は韓国のFKから最後は、李在成にヘディングシュートを放たれたが、バーを直撃し失点を免れた。日本は25分、永井に代えてFW浅野を投入した。この時間帯、韓国が両サイドからセンタリングを上げ、攻めこむなど、日本は押し込まれた。

 33分、日本はFW興梠に代えて、FW宇佐美を投入。さらに43分に倉田に代わってFW川又が入った。後半ロスタイムには、相手にFKを与えたが、西川がパンチングで好セーブ。日本も追加点を奪うことができず、結局1-1のドローに終わった。

ハリルホジッチ日本代表監督の話「守備面では前回よりいい試合をした。後半は得点機もあり、慌てなければ勝つチャンスもあった。疲労もあったが、全員が最大限の力を出した」

大仁邦弥・日本サッカー協会会長の話「だいぶチームとして落ち着き、こういう戦いをしようというところは出てきた。ただ、韓国は強い。いろいろな選手を使い、ハリルホジッチ監督がアジアの強いチームを実際に見られたことが収穫」

山口の話「練習でも監督からシュートを打っていけと言われていた。優勝するには勝利が必要だったので、それにつながらなくて(初得点を)素直に喜べない」

柴崎の話「カウンターの精度を高めないといけないし、運動量も必要。勝てていないので、1勝して日本に帰りたい」

森重の話「初戦よりは組織的に戦えた。自分たちのミスから危険な場面もつくられたので、精度を高めないといけない」

シュティーリケ韓国代表監督の話「日本はわれわれを分析し、編成も変えてきた。初戦よりスペースが少なく、パスを出すのに苦労した。勝ち点4を得ているので、最終戦に勝てば優勝できる」

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  • 前半、同点ゴールを決め、槙野(右)、藤田(左)祝福される山口(中央)=中国・武漢(撮影・中井誠)
  • 前半、競り合う倉田(左)=武漢(共同)
  • 前半、セーブするGK西川=武漢(共同)
  • 前半、攻め込む永井(手前)=武漢(共同)
  • 前半、ボールを奪う倉田=中国・武漢(撮影・彦野公太朗)
  • 前半パスを出す柴崎=中国・武漢(撮影・中井誠)
  • 前半PKで失点する、GK・西川=中国・武漢(撮影・中井誠)
  • 前半指示を出すハリルホジッチ監督=中国・武漢(撮影・中井誠)
  • 韓国戦に臨む日本イレブン。(前列左から)柴崎、永井、遠藤、山口、興梠、倉田(後列左から)GK西川、森重、藤田、槙野、太田=武漢(共同)
  • 前半、ヘディングで競り合う遠藤航=武漢(共同)
  • 前半、ディフェンスする藤田=中国・武漢(撮影・中井誠)
  • 前半、突破をはかる永井=中国・武漢(撮影・中井誠)