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62歳・ハリル監督、先頭走った! 注目の合宿初日は24分

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ハリルJAPAN
ランニングする霜田正浩技術委員長=大分市内(撮影・山田喜貴)

ランニングする霜田正浩技術委員長=大分市内(撮影・山田喜貴)【拡大】

 サプライズは、それだけではない。同監督は「全員参加だ」と、ランニングにコーチや通訳、霜田委員長にまで参加を求めた。62歳の指揮官自身は結局、周回遅れになりながら完走。最後は全力ダッシュで会場を沸かせた。霜田委員長は「監督には普通のことのようです。(私は)疲れました」と苦笑い。その目的は「一体感」を出すことにあったという。

 厳格な一面ものぞかせた。練習前には約15分間のミーティングで「(1次リーグ敗退の)ブラジルW杯、(8強止まりの)アジア杯を見たが、もっと上を目指せる。ただ、負けたことには原因がある。それは改善していく。目標は高いところにある」と鼓舞。「普段は友達でもいいが、ピッチではやることをやろう」とチームの姿勢をただし、「伝えたいメッセージは山ほどある」とミーティング漬けも示唆した。

 朝は午前9時などと食事の集合時間にまでこだわり、自由時間の外出にも規則を設ける。24日からの練習は非公開。就任会見で強調した「勝利への執念」を植え付ける。

 MF長谷部は「まずは監督のやることを理解したい。僕はちょっと楽しみですね」と期待した。慣例、常識にとらわれず日本再建を期す新監督。その哲学が“24分練習”に凝縮されていた。 (志田健)

サッカー日本代表新監督の初練習

 ★岡田ジャパン 2007年12月19日、千葉県内で実施。岡田監督は練習前のミーティングで“W杯世界3強”を目標に掲げた。公開された35分×4本の練習試合では、1本ごとにキャプテンを替え、戦術指示を選手に任せた。
 ★ザック・ジャパン 10年10月4日、埼玉県内で行われた。報道陣だけが見守る中、約1時間のフィジカルメニューを終えたザッケローニ監督は、DF陣を集めて35分間にわたり、守備の手法を細かく指導。攻撃陣は5対5のミニゲームなどで汗を流した。
 ★アギーレ・ジャパン 14年9月1日、札幌市内で行い、アギーレ監督は練習前の訓示で“アジア杯優勝とロシアW杯出場”を目標に掲げた。ランニングや3人1組でのフットバレーなど約1時間半の練習は、報道陣だけでなく一般にも公開され、100人強が集まった。

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