2015.2.6 05:04

アギーレ監督後任選定へ6日に緊急会議 候補の動向確認へ

特集:
アギーレJAPAN
アギーレ氏

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 日本サッカー界の未来を占う討論が始まる。アギーレ監督の電撃解任を受け、霜田正浩技術委員長(47)をはじめとする技術委員が、6日に緊急会議を開くことになった。

 「そこで後任選びの具体的な話し合いをすることになる」と、関係者が明かした。解任を発表した3日に臨時技術委員会を開いたばかり。このときはJリーグの現役監督を引き抜かないなど、後任選びの基本方針を確認した。中2日で行われる今回は日本代表の強化部門を担当するメンバーだけが集まり、次期監督候補のリスト作成、順位付けに着手する。

 「1人の理想で選ぶのではなく、技術委員で情報を持ち寄ってリストアップする」と霜田委員長は語る。有力候補に挙がる元鹿島のレオナルド氏(45)、名古屋で選手、監督を務めたストイコビッチ氏(49)、鹿島を率いてリーグ3連覇を果たし、現在はブラジルのパルメイラスを指揮するオリベイラ氏(64)らに加え、欧州リーグで活躍する名将の動向を確認する。

 「限られた中でやらないといけない。理想はあるけど、優先順位を決めないといけない」と同委員長。各国代表は新体制を発足して間もない。欧州の主要リーグが終了するのは5月。フリーで有能な指導者は限られる。

 その一方で、ロシアW杯アジア1次予選は6月に始まる。3月27日の国際親善試合・チュニジア戦(大銀ド)、同31日のウズベキスタン戦(味スタ)は次期監督に指揮を執らせたいところだ。

 八百長疑惑で前任者を解任した以上、候補者リストの作成は慎重を期すが、試合は待ってくれない。多くの制約に縛られながら、日本の救世主を探し出す。

★この日の日本協会

 原博実専務理事は正午過ぎに車でJFAハウスを後にした。大仁邦弥会長は夕方にハイヤーで帰宅。霜田正浩技術委員長は姿を見せず、アギーレ監督の後任選びに関する大きな動きはなかったとみられる。

日本サッカー協会技術委員会

 日本協会の専門委員会の一つで各年代の日本代表、全国各地域のトレセンなどを統括する。2009年に監督の選定など代表強化の責任を担う「強化担当」と、ユース育成や指導者養成の役割を持つ「育成担当」に分かれ、活動している。現在は霜田正浩氏(強化担当)、山口隆文氏(育成担当)が委員長を務める。

(紙面から)