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【ザックJ敗退の真実(3)】“格下”との強化試合3連勝で反省点うやむやに

特集:
ザックJ敗退の真実
1次リーグ敗退が決まり、力なく引き揚げる長谷部(手前左端)、本田(その右)ら選手たち。大会前の強化試合に遠因があった (共同)

1次リーグ敗退が決まり、力なく引き揚げる長谷部(手前左端)、本田(その右)ら選手たち。大会前の強化試合に遠因があった (共同)【拡大】

 1次リーグ敗退が決まった24日(日本時間25日)の夜。合宿地のイトゥに戻った代表チームの宿泊棟に遅くまで明かりがともっていた。

 「アメリカまで順調にきていて、足元が見えていなかったんじゃないかと思う。試合にふわっと入っちゃってパンチを食らった。アメリカから予兆があったのに気づけなかった」

 そう話すのはDF伊野波だった。ザック・ジャパンの常連の1人としてDF長友、FW大久保、FW香川、GK川島と深夜まで膝を突き合わせて話し込んだ。

 W杯前の強化試合はキプロス、コスタリカ、ザンビアに3連勝。米フロリダ州タンパで行われた2試合は逆転勝ちをおさめた。勝って当然の相手に一時はリードを許したのだから、危険な「予兆」はあった。しかし、派手な勝利に反省はあいまいとなる。

 「親善試合で強豪相手に勝てたし、いい準備をしたと思うけど、それが慢心だったかも」と川島は悔やむ。昨年10月の東欧遠征は自陣に退いた相手に2連敗。しかし、同11月にオランダ、ベルギーに善戦したことで反省がうやむやになり、0-0だった今大会のギリシャ戦でも、同じように引いた相手を崩すことができなかった。

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