2014.6.28 05:02(3/3ページ)

【ザックJ敗退の真実(2)】“忘れられた”遠藤からの助言

特集:
ザックJ敗退の真実
コートジボワール戦で香川(左奥)や長友(右)らは、情報を頭に詰め込みすぎた(共同)

コートジボワール戦で香川(左奥)や長友(右)らは、情報を頭に詰め込みすぎた(共同)【拡大】

 これを受け、第3戦のコロンビア戦前には「情報を詰め込みすぎると、相手をリスペクトしすぎてしまう」とミーティングは1回にとどめた。

 その結果、1-4と大敗こそ喫したものの、ボール保持率56%、シュート23本という日本らしい攻撃姿勢を取り戻した。しかし、指揮官が「真面目なチーム」であることを思い出したとき、大会はすでに終わっていた。

 退任を発表した最後の会見で監督は「ゲームへの入り方は、監督として調整するのが一番難しいところ。人の心はひとつではなく、多すぎるほどの要素に左右される」と説明した。

 ただ、試合に向けた選手の精神面のケアは、監督の重要な仕事のひとつだ。常に選手の言葉に耳を傾け、細心の注意を払うはずの指揮官は、知らぬ間に落とし穴にはまっていた。 (W杯特別取材班)

(紙面から)