2014.6.28 05:02(2/3ページ)

【ザックJ敗退の真実(2)】“忘れられた”遠藤からの助言

特集:
ザックJ敗退の真実
コートジボワール戦で香川(左奥)や長友(右)らは、情報を頭に詰め込みすぎた(共同)

コートジボワール戦で香川(左奥)や長友(右)らは、情報を頭に詰め込みすぎた(共同)【拡大】

 今月11日午前。拠点イトゥの施設「スパ・スポーツ・リゾート」の一室から、熱い叫びがもれ出ていた。

 「ヤヤ・トゥーレを自由にさせるな! つぶせ!」

 3日後のコートジボワールとの初戦に向けたミーティング。指揮官はDVD映像を使って守備を、翌12日は攻撃に重点を置いて情報をたたき込んだ。通常の対策会議は1度だけ。徹底されたのは相手の“司令塔つぶし”だ。DF内田が「すごかった」と振り返るほどの熱弁に、選手たちは思いをひとつにした。

 しかし、日本は本来の攻撃姿勢を失い、MF本田の先制点後は防戦一方。1-2の逆転負けを喫した。大舞台の初戦とあって相手を警戒し、守備の約束事を刷り込んだことが、選手の意識を「守り」に傾けた。

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