2014.6.19 05:08(2/4ページ)

ギリシャの右裏狙え!ザック、香川に“背水の攻撃指令”

特集:
香川真司
香川真司
香川の練習を見守るアルベルト・ザッケローニ監督=ブラジル・サンパウロ州イトゥ(撮影・山田喜貴)

香川の練習を見守るアルベルト・ザッケローニ監督=ブラジル・サンパウロ州イトゥ(撮影・山田喜貴)【拡大】

 運命を決める決戦の地へ、FW香川は決意と緊張感がにじんだ表情で飛び立った。18日午前、イトゥ近郊の空港からチャーター機で出発。「このまま終わるわけにはいかない」。そう口にする背番号10に、ザッケローニ監督も熱い視線を注いでいた。

 前日17日の最終調整前、宿舎の一室でミーティングが開かれ、指揮官はギリシャのDVD映像を使い堅守の攻略法を伝授。強調したのが、香川への徹底した“攻撃指令”だった。

 「15番が上がってきたときに、そこを突け。左のアタッカンテ(FW)は下がらず狙え!」

 15番とは相手右サイドバックのDFバシリス・トロシディス(29)=ローマ。積極的な攻撃参加と正確な右足クロスを武器に、前回大会でもゴールを決めている“攻撃好きDF”を要注意選手に挙げ、マッチアップする「左のアタッカンテ」香川が、その背後を突く攻撃を指示した。

 関係者によると、ミーティング後の非公開練習でも、この攻撃パターンを反復。香川のパスに右のMFに入る岡崎らが飛び込んだり、トップ下の本田が左を走る香川に渡して決める形が繰り返された。14日の初戦・コートジボワール戦に1-2で敗れ、勝利しか許されない状況でゴールへの鍵を背番号10に託した。

【続きを読む】