2014.6.13 05:00

【ザックザックこぼれ話】サンパウロ日本人学校の校門は二重の鉄扉

特集:
ザックザックこぼれ話

 W杯関連の取材でサンパウロ日本人学校を訪れた。驚いたのは校門が二重の鉄扉だったこと。来客は扉と扉の間に挟まれる。見張り所の警備員に身分証を提示し来意を告げる。職員室に照会し、許可が下りると「ゴゴゴ…」と扉が開く。

 「部外者はほとんど入れません」と小林利之教頭(49)。近年は周辺の治安が悪化し、小1から中3まで約250人の生徒たちは日本人居住区から片道45分のバス通学。「サッカーがうまくなると期待してブラジルに来る子も多いのですが、実際は外で遊ぶこともできません」。それだけに日本代表の公開練習や、試合観戦を楽しみにしているという。

 来客の玄関脇には世界最大の淡水魚ピラルクの2メートル近い剥製が置いてあった。窮屈な生活に同情するが、日本で味わえない刺激やW杯の興奮を楽しんでほしい。 (浅)

(紙面から)