2014.5.30 05:00

【W杯各組分析 D組】イタリアが“死の組”一歩リード

特集:
W杯各組分析
イタリア代表ピルロ

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 W杯優勝経験を持つ3チームが同居する激戦必至の“死の組”。その中でも1位通過候補の筆頭は、2012年欧州選手権準優勝のイタリアか。

 プランデリ監督の下でポゼッション志向のサッカーに移行。ピッチ中央の人口密度が高い4-3-1-2布陣を採用し、GKブフォン、司令塔ピルロ、エースFWバロテリのセンターラインは世界随一だ。

 昨夏のコンフェデレーションズ杯では、イタリアに2-2からのPK戦で敗れたウルグアイ。前回大会得点王で今季からJ1のC大阪に加入して話題を呼んだFWフォルラン、今季イングランドプレミアリーグ得点王のFWスアレス(リバプール)、6400万ユーロ(約84億円)でパリ・サンジェルマンに加入したFWカバニからなる攻撃陣は強烈だ。

 世代交代が進まないDF陣に不安要素があり、スアレスも直前に手術を受けるなど状態に不安がある分、イタリアに続く2番手争いとみる。

 W杯予選を無敗でトップ通過したイングランドだが、こちらはやや分が悪いか。布陣も3パターンほどを試行錯誤し、最終形が見つかっていない。大黒柱のFWルーニーは所属のマンチェスターUでもチームの不調や終盤のけがなどで、満足な結果は出せずに終わった。

 34歳のジェラード、35歳のランパードが中盤を担っており、経験は豊富。ただ、気候や移動距離など過酷な環境を強いられるブラジルでは、高齢化は不安の方が大きい。古典的なフィジカル勝負がどこまで通用するかにかかっている。

 1990年にベスト16進出を果たしたコスタリカは、今回ばかりは不運としかいえない組に入った。

(紙面から)