2014.5.27 05:00

【W杯名勝負列伝】1954年スイス大会準々決勝 ハンガリー4-2ブラジル

特集:
W杯名勝負列伝

 1954年スイス大会準々決勝は、ブラジルと4年間無敗で「マジック・マジャール」と呼ばれたハンガリーの優勝候補同士が激突した。

 ハンガリーは前半4分、FWヒデクチ、同7分にはFWコチシュのゴールで2点をリード。ブラジルがPKで1点返し、後半は1点ずつ取り合い、ハンガリーが3-2とリードした。

 雨のために滑りやすく、互いのタックルは反則気味となる。同26分、ハンガリーMFボジクとブラジルDFのN・サントスがけんかを始めて退場処分。ブラジルFWフンベルトも相手を蹴って退場。9人と10人の戦いとなり、同43分にハンガリーのコチシュが2点目。4-2で勝利した。

 試合後も両チームは控室で乱闘騒ぎを起こし、開催地にちなんで「ベルンの戦闘」と呼ばれた。ハンガリーは準決勝のウルグアイ戦も雨中で延長にもつれ込み、疲労困憊(こんぱい)。決勝に進出したが西ドイツに2-3で敗れた。

(紙面から)