2014.5.21 05:00

【W杯名勝負列伝】86年メキシコ大会準々決勝 フランス1-1(PK4-3)ブラジル

特集:
W杯名勝負列伝
同点ゴールを決めて喜ぶプラティニ(右)。フランスはジーコ率いるブラジルをPK戦で下した(AP)

同点ゴールを決めて喜ぶプラティニ(右)。フランスはジーコ率いるブラジルをPK戦で下した(AP)【拡大】

 1986年メキシコ大会準々決勝。「神様」ジーコ率いるブラジルと、「将軍」プラティニ率いるフランスの夢の対決が実現した。

 ブラジルが前半17分、FWカレカの右足で先制すれば、フランスは40分にMFプラティニのゴールで試合を振り出しに戻す。

 後半26分、ブラジルは故障でスタメンを外れていたMFジーコを投入して勝負をかける。その直後、PKを得て勝ったかのようなブラジル。プロ15年間でPKを2度しか失敗していないジーコだが、ゴール右を狙ったキックはGKバツの読み通りで失敗。最大のチャンスを逃した。

 その後もスリリングな攻防が続き、延長まで120分を戦い抜いても1-1。死闘の決着はPK戦にもつれ込んだ。

 ジーコが決め、プラティニが外したが、4-3でフランスが勝利。テレビ観戦のマラドーナが、「自分が見た試合の中で最高の試合。終わってほしくないと思った」と話した。

(紙面から)