2014.5.4 05:00

【W杯のスーパースター】オランダ代表 クライフ 

特集:
W杯のスーパースター

 1974年西ドイツ大会で全員攻撃・全員守備の「トータルフットボール」を見せ、オレンジ旋風を起こしたオランダ。その中心が主将のクライフだった。センターFWながら自由に動き回り、「空飛ぶオランダ人」と呼ばれた。

 決勝進出を懸けた2次リーグのブラジル戦。後半5分に先制点をアシスト。その15分後、クロスにクライフは中盤から一気に駆け上がると、相手DFは誰も付いていけない。ジャンピングボレーでゴールに突き刺し、前回大会王者を2-0で粉砕した。

 決勝は地元西ドイツの激しいマークに遭い、涙をのんだが大会MVPに輝き、バロンドール(欧州年間最優秀選手)も2年連続3度目の受賞となった。

 引退後は指導者となり、バルセロナ(スペイン)監督時代にリーグ4連覇、欧州チャンピオンズ杯(現欧州CL)優勝を果たした。

ヨハン・クライフ(Johan Cruyff)

 1947年4月25日生まれ、67歳。オランダ・アムステルダム出身。FW、MF。代表通算48試合33得点。74年W杯準優勝(7試合3得点)。オランダの名門、アヤックスで育ち、欧州チャンピンズ杯3連覇を果たす。蹴るように見せたボールを軸足の後ろに通す「クライフ・ターン」は、少年の指導書にも載る基本技術となった。1メートル76、67キロ。

(紙面から)