2014.4.27 05:00

【W杯ヒストリー】第15回 94年米国大会

特集:
W杯ヒストリー

 「サッカー不毛の地」とされた米国での普及のために開催。アメリカンフットボールの巨大スタジアムを使用し、観客は史上最高の358万人超を集めたが、時差のある移動、炎熱地獄の消耗戦と過酷な大会となった。

 主役はブラジルのFWロマーリオ。5ゴールをマークした。イタリアとの決勝は0-0から史上初めてPK戦にもつれ込み、最後はイタリアの至宝、FWロベルト・バッジョが大きく外して決着。カナリア軍団が4度目の戴冠となった。

 カメルーンのFWロジェ・ミラが42歳39日だったロシア戦で、自己の持つ最年長出場&ゴール記録を更新。一方、米国戦でオウンゴールを献上したコロンビアのDFエスコバルが1次リーグ敗退で帰国後に射殺され、アルゼンチンの英雄、MFマラドーナはドーピング検査で陽性と判断されて大会を追放-と衝撃的事件が相次いだ。

第15回大会データ

 ▼開催期間 1994年6月17日~7月17日(31日間)▼予選参加 147カ国(棄権を含む)▼本大会出場 24カ国▼試合方式 4チーム6組の1次リーグ。各組2位までと3位の内成績上位の4チーム、合計16チームによる決勝トーナメント▼得点王 フリスト・ストイチコフ(ブルガリア)、オレグ・サレンコ(ロシア)=6得点▼MVP ロマーリオ(ブラジル)

(紙面から)