2014.4.27 05:03(2/2ページ)

川崎・大久保、W杯俺を呼べ弾!決勝ヘッドでアピール

相手DFに競り勝ち、ヘディングで決勝弾を決める大久保

相手DFに競り勝ち、ヘディングで決勝弾を決める大久保【拡大】

 1-1のまま、後半はロスタイムに突入した。川崎のFW大久保がMFレナトの左クロスに合わせて遠いサイドに走り込む。思い切りジャンプしたヘディング弾はバーに当たり、ゴールへ吸い込まれた。

 「これが最後のチャンスだと思った。このまま(引き分けで)終わったら、俺のせいだと思っていた。どうしても決めたかった」

 今季初のチケット完売で1万9164人が詰めかけた“等々力劇場”は千両役者の一撃に、地鳴りのような大歓声で揺れた。

 後半5分にはオーバーヘッドでゴールを狙い、相手選手と交錯して「歯が欠けた」。同21分にはドリブルで倒れるとシミュレーションで今季初の警告を受けたが、「完全に蹴られた。(今季も)得点王取りたいんやからあんな所でコケない。審判にも(後で)『済みません』といわれた」と苦笑いした。

 ブラジルW杯のメンバー発表は5月12日。ゴールを取り続けることこそが、選出へ最大のアピールになる。5月3日のホーム戦は日本代表のザッケローニ監督が視察する予定だ。対戦相手の甲府には代表候補がいないだけに、ザック監督は大久保とMF中村憲の状態を確かめるとも受け取れる。

 2度目の大舞台を目指すエースは「試合をできるのが幸せ。もっともっと成長したい」。アジア・チャンピオンズリーグとの過密日程ながら、疲れもなんのその。ゴールデンウイークも大暴れする。 (丸山汎)

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