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ザック・ジャパン援護!ヒデ、サンパウロに「中田カフェ」出店へ

特集:
本田圭佑
「オクタビオ・カフェ」を視察する中田氏。「W杯優勝」へ、ザック・ジャパンを後押しする応援拠点となる

「オクタビオ・カフェ」を視察する中田氏。「W杯優勝」へ、ザック・ジャパンを後押しする応援拠点となる【拡大】

 中田氏の「O・MO・TE・NA・SHI」が、世界の人々を“日本サポーター”にする。日本代表をアシストする極秘プロジェクトが判明。「日本」を世界に発信する応援拠点として、W杯期間中に『nakata.net cafe』をブラジル最大の都市サンパウロに海外初出店することが決定した。

 昨年末に自ら現地視察をすませゴーサインを出したという。2006年の現役引退後、日本各地を旅して日本のすばらしさに改めて気づいた同氏は、セリエAでの成功や3度のW杯出場で世界的となった知名度を使い、日本の魅力を伝える場を提供する。

 予定地は「ブラジルの青山」とも呼ばれるブリガデイロ・ファリア・リマ通りのオシャレな地区。ブラジル誌のカフェランキング1位に選ばれた「オクタビオ・カフェ」を改装し、日本全国の蔵元20人が振る舞う日本酒バーを設置する。ユネスコの無形文化遺産にも登録された和食も提供し、日本文化を紹介。日本の試合を観戦、応援できる環境も整える。

 在留邦人や日本人観光客の“前線基地”としてはもちろん、日本文化への興味が日本のサッカーを知り、応援してくれるきっかけの場になることも期待される。ブラジルには日系人が多く、日本人への敬意を持ってくれる人が多い。昨年6月のコンフェデレーションズ杯では現地の人たちが日本を熱烈に応援。ホームの雰囲気に包まれた競技場に、MF本田は「W杯でも大きなプラスになる要素」と話し、歓迎するほどだ。

 サンパウロ市に近いイトゥ市にベースキャンプを構えるザック・ジャパンにとっても、ブラジルの“ホーム化”は最高の後押し。本田らが掲げる「W杯優勝」に共感し、日本代表のザッケローニ監督とも連絡を取り合う仲の中田氏は、日本の全試合を現地観戦する予定も入れている。

 「日本人はもっと自信を持っていい。僕はそれを証明したい」という中田氏。後輩、そして日本のため、ヒデがブラジルで一肌脱ぐ。

★過去の中田カフェ

 中田氏は2002年日韓W杯で初めて「nakata.net cafe」を実現。外国人観光客を迎えるホスピタリティーセンターとして、東京・有楽町に開設し約15万人を集めた。06年ドイツW杯では東京・青山、10年南アフリカW杯では東京・原宿に出店。いずれも多くのメディアに取り上げられ、協賛企業の広告費換算で数十億円規模になったという。12年ロンドン五輪の際にはロンドン市内に日本酒バー「N Bar」をプロデュース。今回は規模を拡大し、「中田カフェ」として初の本格的な海外展開を行う。

(紙面から)