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FC東京、大熊監督の有終飾る!/天皇杯

2012.1.1 05:02
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特集 : Jリーグ   天皇杯

 サッカーの天皇杯全日本選手権は1日、東京・国立競技場で決勝が行われる。初の決勝進出を果たしたFC東京、9大会ぶり2度目の優勝を狙う京都による史上初のJ2対決。J2を制して来季J1昇格を決めたFC東京は今季限りで退任する大熊清監督(47)を、男の花道で送り出す。

 日本一の富士山を望む小平グラウンド。大熊監督の言葉が澄み渡る冬空にこだました。

 「さびしい気もするけどね。いまは試合に集中したい。勝ちたい気持ちの強い方が、運を引き寄せると思う」

 自身は元日の天皇杯決勝を最後に勇退する。昨年9月に火中のクリを拾う形で、J1下位に沈むFC東京の監督に就任。今季は公約通り、J2制覇と1年でのJ1復帰を果たした。天皇杯&ACL出場権を獲得すればJ2勢初の偉業だが、クラブの発展を考え、惜しまれながらも後進に道を譲ることを決めた。

 器もデカイが、声もデカイ。MF石川は「逆サイドでも聞こえる」と笑うほど。気の抜けた若手は容赦なく罵倒するが、良いプレーには「グ〜!」と親指を立てる。「最後にグ〜をもらいたい」(石川)と、選手たちも花道を飾ってもらう決意だ。

 当日はチケットが完売しており、5万満員となる見込み。自慢のシャウトが届くかは微妙だが、この日の練習後、大熊監督はサポーターからのどあめの餞別(せんべつ)を受けた。「どん底で、もがき苦しんだことが力になっている」。選手の力を信じ、最後のタクトを振るう。(浅井武)

(紙面から)


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