森保J、“3つの魂”「大和魂」「おっさん魂」「雑草魂」で11日初陣

 
公式練習で笑顔をみせる森保監督。3つの魂を胸に、初陣に臨む (撮影・甘利慈)

 サッカー・日本代表公式練習(10日、パナソニックスタジアム吹田)国際連盟(FIFA)ランキング55位の日本代表は今日11日、国際親善試合(パナS)で同32位のコスタリカ代表と対戦する。初采配となる森保一監督(50)は「大和魂」「おっさん魂」「雑草魂」の“3つの魂”を強調し、勝利を誓った。自然災害が続く日本を元気づけるべく、新生・森保ジャパンがいよいよ船出する。

 雨上がりのスタジアムに緊張した面持ちで現れた。コスタリカ戦に向けた前日会見。自身の初陣となる森保監督が、勝利への意気込みを語った。

 「ボールの奪い合いで戦う姿勢を伝えたい。勝負にこだわって攻撃的に戦いたい」

 W杯ロシア大会ではアジア勢で唯一、決勝トーナメントに進出。西野監督が率いる“おっさんジャパン”のスタッフとして帯同した指揮官は“3つの魂”を再確認した。

 (1)大和魂 森保監督は「日本人の技術と規律を見せたい。選手には個の力と組織力を求めたい」。北海道の大地震、関西でも台風21号と災害が続いただけに「被災した方々へ熱い試合をして励ましのメッセージを送りたい」と誓った。

 (2)おっさん魂 森保監督の代名詞とも言える3バックを封印し、4バックで挑む。「W杯で学んだことを落とし込みたい。選手もトライしてくれた。臨機応変に対応してほしい」と“おっさんジャパン”で培った経験を実践する。

 (3)雑草魂 (離脱の杉本も含む)23人中、19人が初顔か復帰組。ニューフェースが多いが、指揮官は「若手選手も多い。思い切ってプレーしてほしい」とアピールに期待した。

 札幌でのチリ戦が地震の影響で中止となり、2試合の予定が1試合になった。だが、指揮官は「時間を無駄にはしない」とコスタリカ戦にすべてをぶつける覚悟だ。森保ジャパンの幕がいよいよ開く。 (宇賀神隆)

初招集で右MFでの先発が濃厚な前G大阪の堂安 「今は(高ぶりとか)特に感じているものはないけど、明日起きてみてどうか。楽しみです」

切り札での起用が見込まれるFW浅野「単純に結果がすべて。残っていくためには必死にやっていかないと」

W杯の主力メンバーを招集しなかったコスタリカ・ゴンサレス監督 「カタール大会に向けて新しい道を開いていきたい。日本と対等な戦いができれば」

★この日の練習

 コスタリカ戦の試合会場で午後5時半から約1時間の公式練習。冒頭の円陣が解けると選手たちの元気な掛け声がスタンドに響き、ランニングに移った。非公開となった冒頭15分以降は紅白戦を行った。相手の攻撃を想定して守備ブロックを作る位置を確認し、球際の強さを強調。攻撃より守備を重視した。

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