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JTがVリーグ連覇!レギュラーシーズン2位から下剋上/バレー

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 Vリーグ女子プレーオフ決勝(21日、東京・大田区総合体育館)レギュラーシーズン2位のJTが同1位の東レに3-1で逆転勝ちし、2季連続3度目の優勝を果たした。第1セットを23-25で失ったが、第2セットでブロックが効果的に決まり、25-21で奪い返した。続く2セットをアンドレア・ドルーズ(27)らの強打で押し切った。JTは昨年12月の全日本選手権に続く2冠。3位決定戦はNECがデンソーを下した。

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 主砲・ドルーズの強打が東レのブロックをはじいて連覇が決まると、歓喜の輪が広がった。その中心にいたリベロの小幡真子主将(28)は、しみじみと喜びを語った。

 「去年とは違う、うれしさがあります。2回勝つ(優勝する)ことが、こんなに大変なんだと感じました」

 第1セットは相手の高い攻撃力で先行され、逃げ切られた。しかし、サーブで崩して相手の攻撃を絞り、ブロックで止める作戦が徐々に機能。第2セット以降は黒後、石川、クランら東レの得点源をブロックで次々に仕留めた。ブロック得点は実に16を数えた。

 東レには昨年12月の全日本選手権決勝で勝ったが、リーグ戦では2戦全敗。前週14日のリーグ最終戦で東レに敗れ「ミーティングで、何がダメだったのか、どこを目指していたんだろうかと、泣きながら話し合った」。そこから出た結論を生かした。「反省と修正を毎回やってきたことが、大一番に勝てた理由」と主将は胸を張った。

 昨季はJTとして9季ぶりの優勝。すべてのチームの目標となり、コロナ禍にも見舞われた今季は「受け身になったり、プレッシャーを乗り越えて勝ったり、いろんな経験をさせてもらえた」という。「主将として勝ちた過ぎて、仲間にキツイことを言ったりした」とも。もがきながらチームをまとめたことが評価され、リベロとしては史上初めて最高殊勲選手賞を受賞。エース林琴奈(21)は「どこよりも熱い主将」と喜んだ。

 全日本選手権とリーグの2冠を達成。それでも「まだまだ上に行くために、一人一人がもう一回考えないと。この勝ちを次につなげられれば」。主将は貪欲に上を見た。(只木信昭)

JT・吉原監督「苦労した分だけ、うれしい。選手はいろんな状況の中で対応して、よく最後まで頑張ってくれた」

JT・ドルーズ「大変な年だったが、2度目の優勝は本当にうれしい」

小幡 真子(こばた・まこ)

 1992(平成4)年8月15日生まれ、28歳。熊本県出身。小4でバレーを始め、長崎・九州文化学園高-日体大-JT。2017-18年シーズンから4季連続でVリーグベストリベロ賞。20-21年シーズンに主将となり、最高殊勲選手賞。日本代表には17年に初選出され、18年世界選手権、19年W杯に出場。164センチ、55キロ。

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