美誠、3年連続3冠へまず1冠!前回と同カード決勝で張本組を返り討ち/卓球 - SANSPO.COM(サンスポ)

美誠、3年連続3冠へまず1冠!前回と同カード決勝で張本組を返り討ち/卓球

更新

張本智、長崎組(手前)を破り、優勝した森薗(左奥)、伊藤組はがっちり握手した (撮影・恵守乾)  卓球・全日本選手権第4日(16日、丸善インテックアリーナ大阪)混合ダブルスの準決勝、決勝が行われ、前回大会と同じ顔合わせとなった決勝で森薗政崇(24)=BOBSON、伊藤美誠(19)=スターツ=組が、張本智和(16)=木下グループ、長崎美柚(17)=エリートアカデミー=組を3-1で退け、3年連続3度目の優勝を飾った。東京五輪代表に決まった伊藤は、女子シングルス、ダブルスと合わせた3年連続3冠へ好発進した。

<< 下に続く >>

 男女を通じ、初の3年連続の3冠達成に向けた最初の関門。伊藤は混合ダブルスを制した瞬間、こぶしを握り、喜びをかみしめた。「自信になった」と繰り返し、残りの2冠へ意欲を見せた。

 「初戦から接戦だったけど、それを乗り越えたことは女子ダブルスとシングルスにつながる」

 ペアを組む森薗が放ったフォアハンドの強打で試合を決めると、そろってガッツポーズ。決勝で対戦した張本は練習や混合ダブルスの試合を通じて何度も顔を合わせ、互いの癖や打球の質をよく知る関係だ。そんな相手に「一つ上回れたのは自信になった。勘が良かった。技術も大事だが、頭が判断し、体が勝手に動いたのが、すごい良かった」と充実感をにじませる。

 ストレート勝ちした初戦の2回戦は1、2ゲームとも3点を先行され、3回戦、準々決勝は3-2の接戦だった。「今大会は最初からどちらが勝ってもおかしくない試合を制してきた分、最後は勝って終わりたかった。優勝できて自信になった」とうなずいた。

 この日は混合ダブルス2戦を終えると、女子ダブルス、シングルスと計4試合を戦い抜き、「良い経験になった。体力も少しもつようになったかな」と頬を緩める。

 17日は勝ち続ければ、ダブルス、シングルス各2戦の計4試合を予定する。「まずは休むことが大事なので、しっかり寝て明日に備えたい」。種目は異なるが、東京五輪でもシングルス、団体、混合ダブルスの金メダル独占を狙う19歳の女王。勝利の余韻に浸る間もなく、走り続ける。(月僧正弥)

PR