44日ぶり相撲取った貴景勝の名古屋場所出場に舞の海氏NO「まだ3割」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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44日ぶり相撲取った貴景勝の名古屋場所出場に舞の海氏NO「まだ3割」

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久しぶりに相撲を取った貴景勝(右)。本場所が迫る中、慎重な調整が続く (撮影・月僧正弥)  大相撲名古屋場所(7日初日・ドルフィンズアリーナ)右膝に不安を抱える大関貴景勝(22)が2日、名古屋市北区の千賀ノ浦部屋で相撲を取る稽古を再開させた。同部屋の幕下以下の2人を相手に計5番取って全勝。ただ、今後も関取衆と稽古する予定はないといい、初のかど番で迎える名古屋場所の出場は不透明なまま。専門家からは出場を不安視する声が上がった。

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 久しぶりの感触だ。5月の夏場所で休場後に再出場して敗れた8日目の碧山戦以来、44日ぶりに相撲を取った貴景勝は気持ちよさそうに汗をぬぐった。

 「僕の中では良かった。順調にきていると思う。時間があるのでまだ明言はできないが、気持ち的には100%出るつもり。出ないつもりなら名古屋に来ていない」

 幕下と三段目の力士2人を相手に5番取り、全て相手を圧倒する内容。加えて、立ち合いから相手の当たりを受け止め踏ん張る稽古も2番行った。「これなら問題はない」と意欲を口にした。

 ただ、本場所が5日後に迫る中で相撲を取った相手は幕下以下で、5番のみ。残る4日間のうちに関取衆と相撲を取る稽古は「しない」とも明言した。右足に負担がかかるすり足は、他の力士と別メニューで行っていた。本人の言葉とは裏腹に、稽古内容は“全開”ではなかった。師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)も「それなりにやったけれど、甘くはない。本人と話します」と慎重姿勢に終始した。

 稽古を見守った相撲解説者の舞の海秀平氏(51)=元小結=は「(名古屋場所には)出ないでしょう」と分析。「まだ3割の力しか出ていない。出たい気持ちは分かるが、仕上がっていない。無理をすれば、力士人生が台無しになる恐れもある。慎重になった方がいい」とけがの悪化を懸念した。

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