貴景勝、名古屋場所へ暗雲…連合稽古に姿なし、千賀ノ浦親方が“全休”明かす - SANSPO.COM(サンスポ)

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貴景勝、名古屋場所へ暗雲…連合稽古に姿なし、千賀ノ浦親方が“全休”明かす

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貴景勝  大相撲名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)二所ノ関一門の連合稽古が27日、愛知・瀬戸市の尾車部屋で行われ、大関2場所目でかど番となった貴景勝(22)は姿をみせなかった。同連合稽古は29日まで3日間実施されるが、師匠の千賀ノ浦親方(58)=元小結隆三杉=によると貴景勝の参加は見送るという。名古屋場所出場に暗雲が漂う。

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 17人もの関取が土俵を囲む。大関高安をはじめ新三役の両小結阿炎、竜電が申し合い(同じ相手と何度も取る)で火花を散らす連合稽古に、貴景勝の姿はなかった。

 貴景勝はこの日、名古屋市内の千賀ノ浦部屋に残って基礎運動で汗を流した。千賀ノ浦親方は、「この連合(3日間)には来ない」と明かした。

 来月7日の初日まで10日とせまるこの時期、関取は申し合いや三番稽古(同じ相手と何度も取る)で体をつくる。千賀ノ浦親方は「相撲は取れない。ぶつかり稽古さえできないのだから、しようがない」。名古屋場所出場にも「中途半端でやっても…。まだ(土俵人生は)先が長い」と慎重な言葉が口をついた。

 貴景勝は新大関だった5月の夏場所を右膝内側側副靱帯損傷で5日目から休場。8日目に再出場したが、9日目から再休場した経緯がある。医師らとチームを組んで治療、リハビリに取り組んでいるが、名古屋場所を全休すれば関脇へ陥落。芝田山親方(元横綱大乃国)は「かど番だからね。厳しいといえば、厳しい」。

 あるベテランの親方は、一門の長で看板でもある横綱や大関はかつて、けがなどで相撲が取れない状態でもあいさつに姿をみせることが作法だったという。「土俵周りで四股を踏むだけでもいい。それだけで空気が引き締まる。3日間あるわけだから。1日でも顔をみせてほしかった」と指摘した。 (奥村展也)

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