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【佐野稔の舞評論】羽生のミスで宇野にも重圧

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 フィギュアスケート・世界選手権第2日(21日、さいたまスーパーアリーナ)まさか羽生の4回転サルコーで回転が抜けるとは。助走の速度が遅いと感じたが、6分間練習で本人が感じたという不安が影響したのだろうか。これで次に滑走する宇野は気楽になるかと思ったが、逆にプレッシャーを感じる形になったようだ。

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 一方、チェンは4回転ジャンプを難度の高いルッツで行い、ノーミス。ただ一人の100点台をマークした。1月の全米選手権で合計342・22点(非公認)を出したのはだてではなかった。

 羽生とは12・53点差。フリーで無理をする必要がないチェンは、技の難度を下げた構成でくるだろう。厳しい状況の羽生は、ミスなく、しっかり追いかけられるかだ。2位のブラウンは4回転ジャンプなしでも高いGOE(出来栄え点)を得られるプログラムを作り上げており、フィギュアの一つのあり方を示した。 (1976年インスブルック五輪代表)

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