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【新時代到来へ 大坂なおみ(下)】赤土の全仏が最難関

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大坂なおみ  女子テニスの大坂なおみ(21)=日清食品=は「もちろんできたらうれしいし、目指していきたい」と生涯グランドスラム(四大大会全制覇)達成を視野に入れる。それには技術の一層の向上が必要になる。ハードコートの全豪オープン、赤土の全仏オープン、芝のウィンブルドン選手権で4強入りした伊達公子さんは「課題、未完成な部分はたくさんある」と語る。

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 昨夏の全米オープンと全豪でハードコートの四大大会を2連勝したが、残る全仏とウィンブルドンは3回戦進出が最高。赤土では武器とする強打は弾むと勢いが弱まり、ラリーが長くなりがち。足を滑らせながら打ち返すクレーコート独特のフットワークも苦手にしてきた。

 「私がベースラインの中に入るときは、多くの人は強打をしてくると思っている」と意表を突くドロップショットは効果的ではあるが、精度はまだ低い。全仏制覇は最大の難関になりそうだ。

 ウィンブルドンは強烈なサーブとストロークが最大限生きる。一方で、男子で日本初のツアープロの神和住純氏が「バウンドの処理が難しい」と話すように、芝特有の低く伸びる球への対応が求められる。引き出しを増やすため、スライスショットも磨きをかけたい。

 たゆまぬ努力で世界ランキング1位に上り詰め「いつも自分が夢を持つとき、私はそれを成し遂げてきた」と言い切る。ツアーの舞台がクレー、芝に変わる春以降も世界を驚かせることができるか。「ハードコートだけではなく、1年を通していいプレーをしていきたい」と力を込めた。 (おわり)

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