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岩手の星!小林陵をみ~んな称賛 W杯ジャンプ男子6連勝/東北スポーツ

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欧州伝統のスキージャンプ週間で総合優勝を決め、チームメートに担がれる小林陵 (AP)  ノルディックスキー・ジャンプ男子で、岩手県出身の小林陵侑(りょうゆう、22)=土屋ホーム=は年末年始のジャンプ週間で4戦4勝の完全制覇を達成し、W杯ジャンプ男子で6連勝を挙げるなど快進撃を続ける。

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 年末年始のジャンプ週間で4戦4勝の完全制覇を達成し、史上最多に並ぶ6連勝を達成。W杯ジャンプ男子の6連勝は5人目という快挙。

 高校までは複合とジャンプに出場していたが、2015年の土屋ホームへの入社を機にジャンプに専念。16-17年シーズンは一度も30位以内に入れなかったが、昨年2月の平昌冬季五輪は個人ノーマルヒルで7位に入賞。ラージヒルも10位に。そして今季、大爆発した。

 所属先の土屋ホームで選手兼任監督の葛西紀明(46)は「スリップしないというか、(踏み切りで)台に完璧に力を伝えて飛べている」。所属が同じで女子の伊藤有希(24)が「天才肌」と言うように、身体能力が高い。夏場の沖縄・宮古島合宿では4部練習をこなすが、葛西がお手本を見せるとすぐに理解し、難しい体の動きもできるという。

 昨年の平昌五輪銅メダルで、男女を通じて歴代最多のW杯55勝を誇る高梨沙羅(22)=クラレ=は「力をもらえている。尊敬する」と頭を下げた。

 小林陵は個人総合で首位を独走中。日本男子初の王者誕生に期待が膨らむ。今月26、27日には札幌市・大倉山ジャンプ競技場でW杯が行われる。新エースの活躍が楽しみだ。 (石井文敏)

小林 陵侑(こばやし・りょうゆう)

 1996(平成8)年11月8日生まれ、22歳。岩手県出身。2016年からワールドカップ(W杯)に参戦。18年平昌冬季五輪はノーマルヒル7位、ラージヒル10位。今季は昨年11月のW杯個人第2戦で初勝利を挙げ、伝統のジャンプ週間で史上3人目の4戦全勝優勝を達成した。兄の潤志郎はW杯1勝、姉と弟もジャンプ選手。岩手・盛岡中央高出身、土屋ホーム。173センチ、60キロ。

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