宇良、1年ぶり復帰で白星!“技のデパート”三段目で新装/秋場所 - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

宇良、1年ぶり復帰で白星!“技のデパート”三段目で新装/秋場所

更新

1年ぶりの本場所の土俵を白星で飾り、勝ち名乗りを受ける宇良。復活劇が始まる (撮影・今野顕)  大相撲秋場所2日目(10日、両国国技館、観衆=1万936)右膝の負傷で6場所連続休場していた東三段目91枚目の宇良(26)が、西三段目91枚目の須磨ノ海(25)を素早い動きで寄り切り。多彩な技が話題を集めた人気力士が1年ぶりの復帰戦を白星で飾り、復活への第一歩を踏み出した。幕内は鶴竜(33)、白鵬(33)、稀勢の里(32)の3横綱、豪栄道(32)、高安(28)、かど番の栃ノ心(30)の3大関がそろって安泰。大関とりの関脇御嶽海(25)は千代大龍を押し出し、2連勝とした。

<< 下に続く >>

 人気の業師が戻ってきた。昨年9月の秋場所2日目以来、ちょうど1年ぶりに立った本場所の土俵。宇良にとって勝利の味は格別だった。

 「すごく緊張しました。不安しかなかった。1番勝って安心しました」

 同じ番付の須磨ノ海と対戦。立ち合いで当たって素早く左に動くと、頭をつけて一気に前に出て寄り切った。

 相撲界では初となる関学大出身。新弟子検査の合格時は体重わずか113キロ(身長1メートル72)だった。それでも平成27年3月の初土俵以来、相手の懐に潜り込んでから体を後ろに反らせて倒す「居反り」など、多彩な技で大男をなぎ倒す姿が人気を集めた。

 2年後の昨年7月の名古屋場所では東前頭4枚目に昇進。しかし、西前頭4枚目で迎えた続く秋場所の2日目に暗転した。右膝を痛めて途中休場。その後に前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがだったことが判明し、11月には手術を受けた。 以来、休場が続いて番付は落としたが、落ち込むことなくリハビリに励んだ。8月中旬から相撲の稽古を再開。この日の土俵にこぎつけた。

 「休んでいる間は『これ以上やれ』と言われても無理というほど、できることをやってきた」と宇良。「今日はまだスタート。けがを克服して頑張っている力士も多い。自分も負けていられない」と完全復活を誓った。 (月僧正弥)

宇良 和輝(うら・かずき)

 平成4(1992)年6月22日生まれ、26歳。大阪・寝屋川市出身。4歳で相撲を始める。小中学校時代はレスリングでも活躍。京都・鳥羽高-関学大出。27年に木瀬部屋に入門し、同年春場所で初土俵。翌場所は7戦全勝で序ノ口優勝を果たした。28年夏場所で新十両。29年春場所で新入幕。最高位は前頭4枚目。金星1個。幕内通算27勝21敗27休(5場所)、生涯通算112勝54敗63休(22場所)。得意技は足取り、居反り。1メートル72、135キロ。

2日目結果へ3日目取組へ

ランキング

PR