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【坂井利郎レジェンドeye】ストロークミスが減り、バランスがよくなった大坂

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女子シングルス決勝 セリーナ・ウィリアムズと対戦する大坂なおみ=ニューヨーク(共同)  テニス・全米オープン第13日(8日、ニューヨーク)四大大会の決勝でも、大坂は自分のプレーを貫いた。リターンの姿勢が低く動きも軽く、無理な球がなく、ボールに重みがあった。第1セットは完璧といえる。

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 第2セットの第4ゲームでブレークされたが、第5ゲームで相手の2本のダブルフォールトのミスを突いてブレークバックに成功した。セリーナへの警告などトラブルが決勝の舞台であったのは残念だが、こういった予期せぬ試合展開のなかよく勝ちきった。相手の得意とするネットプレーをほとんどさせなかったのも大きい。

 大坂が強くなった要因はもともと持ち合わせていたエースも取れるサーブ力に加え、セカンドサーブもきっちりコントロールできるようになったこと。さらにシェイプアップしたことで動きの軽さもあり、レシーブに集中できるようになった。ストロークのミスが減ったのは大きい。全体のバランスがよくなった。

 一瞬のチャンスをものにできる人しかたどり着けないのが四大大会のタイトル。ここで勝つことは、世界のトップであることの証だ。表彰式ではセリーナも大坂を称賛した。今後の女子テニス界を先頭で引っ張る後継者として、セリーナは大坂にいいバトンタッチができたのではないか。大坂はここで戦って得た経験をしっかり受け継いで、四大大会のタイトルを3つ、4つと増やしていってもらいたい。 (日本テニス協会常務理事)

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