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1978年の全豪オープン女子複で準V・佐藤直子さん、大坂を称賛「歴史的瞬間」/全米テニス

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 テニス・全米オープン第13日(8日、ニューヨーク)第20シードの大坂なおみ(20)=日清食品=が女子単決勝で元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(36)=米国=を破って初制覇。アジア勢初優勝を成し遂げた。

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 1978年の全豪オープン女子複で準優勝するなど、日本女子テニス界を引っ張ってきた東京国際大教授で硬式庭球部監督の佐藤直子さん(63)が9日、大坂の優勝を称賛した。東京都内で観戦し、「歴史的瞬間」と日本テニス界悲願のタイトル獲得を喜んだ。

 1970年代後半から世界で活躍した佐藤さん。77年の全豪オープン女子単でベスト8に入った経験も持つが「当時は、四大大会の優勝なんてエベレストぐらい高く見えていて、全然遠かった。世界との差はとってもあって、ベスト8でもラッキーと思うぐらいだった」と振り返る。

 その後、伊達公子さんらがベスト4に入るなど日本女子が躍進。「伊達の時は優勝がだいぶ近くには来ていたけど、その壁を打ち崩せなかった。日本女子が四大大会で優勝するのは、長い間の日本テニス界の目標だった」とついに日本女子が頂点に立った快挙を心底喜んだ。

 大坂に対しては「非常に可能性を秘めた選手だった。いつかこういう日が来るのではと思っていたけど、こんなにも早くくるなんて」と驚きを隠さなかった。

 タイトル獲得の要因に決勝までの戦い方を挙げた。「(ほぼ)最短時間で決勝までこられたことが大きい。決勝の試合中は常に冷静で、とても立派だった。試合後の態度もとても好感が持てるもので、ファンをたくさん獲得したと思う。東京五輪も楽しみです」と今後の活躍に期待した。 (角かずみ)

元世界ランキング4位で四大大会のうち全米を除く3大会で4強入りした伊達公子さん「セリーナとパワーで向き合えることが大坂選手の強み。そこに耐えることと見極める力がついたから、あそこまで追い込めた」

元世界8位の杉山愛さん「冷静に対処して自分のやるべきことに徹したことが素晴らしかった。スーパースターの存在が人気につながる。今後のテニス界が楽しみ」

佐藤 直子(さとう・なおこ)

 1955(昭和30)年1月2日生まれ、63歳。東京・千代田区出身。両親の影響で競技を始め、16歳から海外遠征に出て腕を磨く。ジュニアでは全仏オープン3位。77年にプロ転向し、78年全豪オープン女子複で準優勝など日本プロテニス協会の第1号の女子会員として活躍した。引退後は2011年4月に東京国際大の硬式庭球部監督に就任。同6月には日本プロテニス協会初の女性理事長に着任。

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