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【坂井利郎レジェンドeye】球際&勝負強さの錦織、大坂は女王に輝くチャンス

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男子シングルス準々決勝 マリン・チリッチに勝利し4強入りした錦織圭=ニューヨーク(共同)  テニス・全米オープン第10日(5日=日本時間6日、米ニューヨーク州ニューヨーク)錦織の勝因はリターンの工夫だろう。最高のスタートを切ったチリッチに最初は一方的にやられた。だが、力のあるサーブに対し、前後で揺さぶりをかけるリターンで徐々に相手にプレッシャーをかけていった。

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 もつれた試合での錦織の勝負強さには目を見張る。どんなボールでも諦めない球際の強さは健在だ。今季から多用するワイドのサーブは相手に読まれていたが、新しいパターンを逃げずにしつこくぶつけていた。自分のプレースタイルを貫き通して因縁の相手を下したのは価値がある。

 準決勝はウィンブルドンでも負けたジョコビッチ。ジョコビッチのサーブは第2サーブでもピンポイントを狙えるため、チリッチよりも一枚上手だ。それでもこの日以上にリターンを工夫して接戦に持ち込むことができれば、錦織にもチャンスはある。

 大坂は横綱相撲のテニスだった。パワーだけで押す以前のプレーではなく、耐えて、つなぐべきボールをしっかりコントロールできるようになった。20歳とはいえ、女王に輝く絶好のチャンスがやってきた。 (日本テニス協会常務理事)

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