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稀勢の里、いざ土俵人生かけ…秋場所に出る! 出稽古で最終調整

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鬼の形相で汗を流す稀勢の里。進退を懸け、秋場所への出場を決めた  大相撲の横綱稀勢の里(32)が、9日に初日を迎える秋場所(東京・両国国技館)へ出場する。左大胸筋痛などで8場所連続休場からの再起を目指す横綱は6日、師匠の田子ノ浦親方(42)=元幕内隆の鶴=と話し合い、最終判断を下した。稀勢の里は同日、千葉・習志野市の阿武松部屋へ出稽古。最終調整に汗を流した。横綱には土俵人生を懸けた正念場となる。

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 腹をくくった。覚悟を決めた。年6場所制が定着した昭和33年以降、横綱として最長記録となる8場所連続休場を経て、稀勢の里が秋場所の土俵へ立つ。3場所全休が続き、本場所への出場は途中休場した1月の初場所以来4場所ぶりだ。

 この日は阿武松部屋へ出稽古し、幕内阿武咲と連続14番取って10勝4敗。「しっかり準備はできた。やるべきことはやった」と気概を示す。師匠の田子ノ浦親方とも電話で話し、出場の意思を伝えた。同親方は連続休場が始まった昨年5月の夏場所以降で「一番体が戻っている」。

 横綱在位10場所目。皆勤は1場所しかない稀勢の里は、すでに「次に出る場所で全てを懸ける」と進退を口にしている。しかし、周囲の空気感は穏便だ。

 出場すれば優勝争いの責任とふさわしい星勘定を求められるが、8月末の横綱審議委員会による稽古総見に列席した北村正任委員長(77)=毎日新聞社名誉顧問=は「結果が出るまで事前にああなればこうなる、ということはいわない」。ハードルを明示しなかった。

 田子ノ浦親方も「元気な姿をファンへみせるのが一番」。国内出身横綱の期待感は、色あせていない。 (奥村展也)

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