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貴乃花親方、臨時評議員会に呼び出しも 理事解任を決議…正式決定へ

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昨年12月27日、年寄総会に臨んだ際の貴乃花親方。きょうの臨時評議員会をどのような心境で待っているのか…  日本相撲協会の臨時評議員会(池坊保子議長=元文部科学副大臣)が4日、東京・両国国技館で開かれる。昨年12月末の理事会で決議された貴乃花親方(45)=元横綱=に対する理事解任の処分案を審議。承認することは濃厚で、協会初の理事解任が正式に決まる見通しだ。処分を伝えるため、貴乃花親方を呼び出す可能性もあるという。

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 協会は元横綱日馬富士(33)=引退=による十両貴ノ岩(27)への傷害事件を巡り、昨年12月28日の臨時理事会で貴乃花親方の理事解任、2階級降格(役員待遇委員)を決議した。

 貴ノ岩の師匠の貴乃花親方は、昨年10月の秋巡業中に発生した事件について警察へ被害届を提出しながら「巡業部長」として協会への報告を怠った。さらに協会の危機管理委員会の調査に対しても非協力的だったことが、理事の忠実義務に反すると判断された。

 7人で構成する評議員会の出席者の過半数で決議されれば、初の理事解任が正式決定。貴乃花親方には決議を受けるため、評議員会へ呼び出される可能性もある。

 協会関係者は意思決定機関の理事会で「すでに決まったことだ」と話し、評議員会でも粛々と審議される見通しを示した。また、評議員会関係者は「(理事会の決議には)温情を感じる」とし、貴乃花親方が理事を解任されても2月の理事候補選挙には立候補できることや、実質的な懲罰的効力は同選挙までの「1カ月相当」であることを指摘する。

 貴乃花親方は処分案が決議された昨年末の臨時理事会に出席し、弁明を求められたが「特にありません」とだけ応じた。また自ら辞する意思も問われたが拒否。評議員会で処分案が承認されることは濃厚だが、処分に不服がある場合は協会を相手取って理事としての「地位確認」を求める民事訴訟を提起する法的手段も残されている。

日本相撲協会の評議員会

 理事や理事会を監督し、理事の選任・解任、報酬、決算の承認などを決議する権限を持つ意思決定機関。5人以上7人以内で構成され、過半数は外部有識者を起用すると定められている。現在は外部有識者4人を含む7人。定時評議員会を毎事業年度終了後3カ月以内に開催するほか、必要に応じて招集される。

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