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大坂、特例でリオ五輪出場だ!「希望が大きくなった」/全豪テニス

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大坂、特例でリオ五輪出場だ!「希望が大きくなった」/全豪テニス

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大坂はアザレンカに完敗したが、前向きな言葉を残した (AP)  テニス・全豪オープン第6日(23日、メルボルン)女子単3回戦で世界ランキング127位、四大大会初出場の大坂なおみ(18)は、第14シードで元同1位のビクトリア・アザレンカ(26)=ベラルーシ=に1-6、1-6で完敗。それでも、前向きにとらえ、今夏のリオデジャネイロ五輪出場にも意欲を見せた。男子単で世界ランク7位の第7シード、錦織圭(26)=日清食品=は、同10位のジョーウィルフリード・ツォンガ(30)=フランス=との4回戦へ向け調整した。

 元世界1位と、センターコートでの対戦。夢のような舞台は、わずか56分で終わった。それでも、大坂は笑顔で振り返った。

 「負けてよかった。勝っていたら、こんなに多く学べなかった。(試合は)とっても興奮しました。ちょっと緊張も。楽しめたと思います」

 第1セットの第1ゲームはラブゲームでブレークしたが、その後は6連続で奪われ、セットを落とした。腹筋痛で武器の強烈サーブを打てなかったこともあり、サービスゲームをキープできたのは1度だけ。1-6、1-6のスコアに「ひどい」と顔をしかめた。

 2020年東京五輪期待の星。現在127位の世界ランキングは、今大会終了後には107位前後へ。今後の出場大会にもよるが、着実にポイントを積み重ね、5月の全仏オープンでも3回戦進出なら50位台まで上昇する見込みだ。

 夢が広がる。6月6日時点で世界ランク60位近くまで上がっていれば、今夏のリオ五輪の出場権獲得も可能性がある。日本協会の植田実強化本部長は「出場は資格を満たしているかによる」と説明した。

 大坂は五輪代表選出の国別対抗戦フェド杯出場条件(日本代表として4年のうち3度出場が必要)を満たしていないためリオへの出場はできないと考えていた。それだけに、最近ランキングを上げた者は例外とする条項があると知らされ、「希望が大きくなった」と意欲をかき立てられた。

 将来の夢は「世界1位になること、四大大会でいっぱい勝つこと、フェド杯や五輪でプレーすること。幸せになることです」。大きな幸せをつかむため、さらなる飛躍を目指す。(只木信昭)

日本テニス協会の福井烈常務理事「以前の大坂は強打、強打のイメージだったが、今回は強打までの過程でうまく深いところを交ぜたり、ストロークの動きが滑らかになった。(リオ五輪に関して)フェド杯規定の例外がどこまで認められるものか…」

リオ五輪への道

 単の出場選手は、原則6月6日の世界ランクで決まる。上位56人が直接出場権を獲得。棄権者や1カ国4人の最大枠を超えた分は57位以下に順送りされるため、獲得ラインは60~65位とみられている。このほか最終予選6、推薦2の計64が最大出場枠。国際テニス連盟(ITF)は国別対抗戦に比重を置くため、「デ杯、フェド杯に4年間で3度出場、うち1度は2015~16年」と規定しているが、「けがで長期療養した者」「最近ランキングを上げた者」などは例外としている。

大坂 なおみ(おおさか・なおみ)

 1997(平成9)年10月16日生まれ、18歳。大阪市出身。姉の影響で3歳からテニスを始める。2014年1月にWTAツアーデビュー。昨年のウィンブルドンと全米の予選に挑戦したが敗退。今大会の予選を突破して四大大会初出場。家族はハイチ出身で米国人の父・レオナルドさん、日本人の母・環(たまき)さん、テニス選手の姉・まり(19)。世界ランクは127位。右利き、バックハンド両手打ち。1メートル80、69キロ。

◆全豪オープンテニス放映予定(WOWOWライブ)

▽23日、24日とも8時55分~、16時50分~

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