【現役引退一問一答】鳥栖・トーレス「後悔したことは何もない」 - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

【現役引退一問一答】鳥栖・トーレス「後悔したことは何もない」

更新

記者会見で笑顔を見せる鳥栖・フェルナンドトーレス=駅前不動産スタジアム(撮影・村本聡)  サッカーJ1鳥栖のFWフェルナンドトーレス(35)が23日、J1第24節の神戸戦を最後に現役生活に終止符を打った。

<< 下に続く >>

 セレモニーではリバプール時代の盟友スティーブン・ジェラード氏(39)からビデオメッセージが届き、MFアンドレス・イニエスタ(35)、FWダビド・ビジャ(37)らスペイン代表で共に戦った選手たちと言葉を交わした。最後はチームメートに迎えられ、背番号と同じ9度、宙を舞った。

 セレモニーで「今度はグラウンドの外から、みなさんに力を伝えていきたい」と話したトーレスは引退後もクラブに残り、アドバイザーとして育成の改革に尽力する。自慢の快足でいくつもの名ゴールを生んだ「エル・ニーニョ(神の子)」は惜しまれつつグラウンドを去り、新たな道へと走り出す。

 試合後に行われた会見の一問一答は以下。

 「(はじめに)どんな質問でも答えたい。よろしくお願いします」

 --現役生活を終えた今の気持ちは

 「自分は本当に恵まれた人間だと思います。好きなことで7、8歳からボールを蹴ってきて仕事ができた。幸せだと思います。相手チームも常にハイレベルで、自分も諦めずに取り組めました」

 --サガン鳥栖への思いは

 「自分がここに来る上できっかけになったのは、小さいクラブで謙虚な中にも野望があったこと。そういう姿勢がとても好きです。これからもその姿勢を残していきたいと思います」

 --詰めかけたサポーターへメッセージを

 「何よりも、いいときも悪いときも応援してくれた。宗教のような形ですよね。自分がプレーしたサポーターには感謝しているし、相手のサポーターにも自分を成長させてくれたという考えを持っています」

 --子どもたちに夢を与えてくれる選手だったが、そうした子どもたちへ向けて

 「子どもたちに重要なことはまず、夢を持つことです。それが困難であればあるほどいいと思います。そしてその何かをプレゼントされるという形ではなく、手に入れるためにやっていくべきです。私もそうしてきました。目標に向かっていく人間に対して、それは無理だとか言ってくる人間は必ずいますが、そういう人間は遠ざけるべきです。必ずポジティブな仲間を周りにおくべきです」

 --Jリーグで一番印象に残っている試合は

 「強いて選ぶなら昨シーズンの横浜F・マリノス戦ですね」

 --サッカー人生で後悔することは

 「何もないです」

 --今後はグラウンドの外からという形になるが、クラブがタイトルをとるためにどう働きかけるか

 「まずはクラブのオーガナイズの部分で、全員が同じ方向を向いていくということですね。チームのスタイルを育成から確立して、それに適応する選手を獲得する。クラブには常にポジティブな人間を置いておく。シンプルなことですが、簡単ではないと思います」

 --FWとして、次のゴールに向かう野心や向上心をどう維持してきたか

 「ひとりの人間がFWとしてプレーすることを選んだなら、ゴールを決めて、決め続けなければいけないんです。いいプレーをしてもゴールがなければ監督にも使ってもらえなくなります。だから若いFWの選手に助言するなら、とにかくゴールを決めなさいと言いたい。うまいプレーをする必要はない、ゴールを決めろと。それだけでいいんです」

試合結果へ勝敗表へ

PR