鳥栖、トーレス引退試合は完敗で幕 神戸はイニエスタが前半負傷交代も6発快勝 - SANSPO.COM(サンスポ)

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鳥栖、トーレス引退試合は完敗で幕 神戸はイニエスタが前半負傷交代も6発快勝

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鳥栖、トーレス引退試合は完敗で幕 神戸はイニエスタが前半負傷交代も6発快勝  明治安田生命J1リーグは23日に第24節が行われ、駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖とヴィッセル神戸が対戦した。

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 この試合は、鳥栖に所属する元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスにとっての現役最後の一戦。また、ともにリーグ3試合負けのない16位鳥栖(勝ち点)が15位神戸(勝ち点26)をホームに迎えた、残留争いにおける“6ポインター”にもなっている。

 鳥栖はこの日限りでスパイクを脱ぐことになるF・トーレスのほか、FWイサック・クエンカやMF高橋秀人らを先発で起用。対する神戸は、F・トーレスとスペイン代表でともに栄光を勝ち取ってきたMFアンドレス・イニエスタや、MF酒井高徳、MF山口蛍らをスタートから送り出した。また、負傷明けのFWダビド・ビジャはベンチスタートとなっている。

 序盤から神戸が主導権を握る一戦。8分にはイニエスタの絶妙なロングパスに抜け出した古橋亨梧がボックス内で一対一を迎えたが、これはオフサイドの判定に。対する鳥栖はなかなか奪いどころを定められず苦戦を強いられるが、クロスを主体に反撃を繰り出し、ボックス内にボールが蹴り込まれるたびにF・トーレスの得点に期待するスタジアムから歓声が沸く。

 先に先制点を奪取したのは神戸だった。イニエスタからの横パスを受けた西大伍が右サイド浅い位置からグラウンダーのスルーパスを供給すると、最前線に駆け上がった山口が反応。右足で左ポストを叩くシュートを放つと、ボールはそのままゴールに吸い込まれていく。

 その後、鳥栖がミスから失点を重ねる。ディフェンスラインでビルドアップを行っていたパク・ジョンスのパスが田中順也にカットされ、ボックス内でボールを受け取った古橋を高橋秀人が倒してしまい、PKの判定。これをイニエスタが落ち着いて沈める。

 また、22分にもイニエスタが鳥栖陣内での浮き球のボールをダイレクトで最前線に送るワールドクラスのテクニックを披露し、またしてもボックス内右で古橋がボールを持つ。マイナス方向に折り返すと田中順也が左足のアウトにかけた強烈なシュートを放ち、3点目を決め切る。

 圧倒的に優位な状態で試合を進める神戸だったが、前半終了間際にアクシデントが発生する。左サイドでドリブル突破を図ろうとしたイニエスタが、左太ももの裏を抑えてプレーをストップ。続行不可能との判断で、MF安井拓也と交代することとなった。

 後半に入っても神戸のペースは崩れないが、鳥栖はプレスの強度をやや高めていく。しかし54分、反撃の意思を挫くかのようにカウンターから酒井が左サイドを持ち上がってアーリークロスを供給。ボックス内に飛び込んだ古橋が足先でわずかに触れ、ネットを揺らす。古橋にとっては3試合連続の得点となっている。

 一方的な展開が続くなか、62分には金森健志のシュートのこぼれ球を拾ったF・トーレスがボックス左で左足を振り抜くが、枠を捉えることができない。それでも、鳥栖が徐々に押し込む時間を増加させて神戸ゴールに迫っていく。

 しかし73分、DFトーマス・フェルマーレンの高精度のサイドチェンジを右サイドで受けた西が前に送り、山口がボックス内にグラウンダーのクロスを供給。古橋が押し込み、自身の2得点目とする。

 終盤の79分には右CKから金井貢史が合わせて鳥栖が1点を返したが、途中出場したビジャのパスを受けた山口が86分にネットを揺らし、神戸が再び5点差をつけて試合終了。鳥栖は4試合ぶりの敗北を喫して順位を上げることはできず。また、F・トーレスに得点が生まれることはなかったが、2001年のプロデビュー以来18年間のキャリアを駆け抜け続けた“神の子”には感謝の拍手が送られた。(Goal.com)

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