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レアル、リーガ開幕節に3発快勝…27カ月ぶりにバルサより上の順位に

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レアル、リーガ開幕節に3発快勝…27カ月ぶりにバルサより上の順位に  17日のリーガ・エスパニョーラ第1節、Rマドリードは敵地バライドスでのセルタ戦に3-1で勝利した。

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 昨季、メジャータイトル無冠で終わったばかりか、21世紀最低の成績でシーズンを終えたマドリー。今夏には失敗のシーズン後のマドリーらしいレボリューションが期待されたが、ほとんど陣容が変わらないという逆レボリューションが起きている。

 今夏の新加入選手の中で、唯一の主力になると見込まれているアザールを負傷で欠き、ジダン監督がスタメンとして起用したのはGKクルトゥワ、DFオドリオソラ、ヴァラン 、セルヒオ・ラモス、マルセロ、MFモドリッチ、カセミロ、クロース、FWベイル、ベンゼマ、ヴィニシウス。全員が既存のメンバーであり、もっと言えばその内8選手がジダン監督第一次政権の最後の試合、チャンピオンズ決勝リバプール戦に出場した面子となった。

 変化がないまま今季初の公式戦に臨んだRマドリードだが、Aマドリードに3-7を大敗を喫するなど失意と懸念しか生まれなかったプレシーズンと比べれば変化はあった。やはり公式戦となれば集中力が上がり、個々の選手たちのクオリティーの高さも浮き彫りになる。その中で特に輝きを放っていたのは、戦力外扱いになりながらも移籍先が見つからず、この試合でついにスタメンとして出場も果たしたベイルだった。

 マドリーは12分、ベイルを導き手として先制点を獲得。カウンターからウェールズ代表MFが左サイドを突破し、2度切り返してからペナルティーエリア内左に入り込んでグラウンダーのクロス。このボールにニアサイドのヴィニシウスとベンゼマが詰め寄り、二人重なるようになりながらベンゼマが右足でネットを揺らしている。

 先制したマドリーは、その後もベイルが鋭い突破を中心として決定機を迎えていくも、GKルベンの好セーブに阻まれて追加点を奪えず。すると、まるで昨季のようにずるずると勢いを落としていった。逆に徐々に勢いづいたセルタは前半アディショナルタイム1分、デニス・スアレスがオドリオソラが保持したボールをつつき、これをPA内で拾ったI・アスパスのパスからブライス・メンデスがネットを揺らした。が、I・アスパスがオフサイドだったことがVARで明らかとなったために、バライドスを歓喜に包んだゴールは取り消されている。

 後半、マドリーは56分に退場者が出る。レッドカードを食らったのは、まさかのモドリッチ。アフタータックルで、デニス・スアレスの右足アキレス健あたりを踏みつけたとして、一発レッドを命じられた。2018年のバロンドーラーにとっては、300試合以上に出場してきたマドリーで通算2回目の退場処分となった。

 以降は数的優位となったセルタがボールを保持して攻め込み、マドリーが堅守速攻で対応することとに。そして62分、次のゴールが生まれた。決めたのは、10人となって苦しんでいたマドリーだ。PA手前左でボールを受けたクロースが右足を一閃。勢いのあるボールが枠内左上、絶対に止められないようなコースを突いてネットを揺らしている。

 追加点を得たジダン監督は、69分に守備で心もとなかったヴィニシウスとの交代でルーカス・バスケスを投入。さらに75分には、後半にモドリッチ退場の影響もあり存在感を失っていたベイルとの交代でイスコもピッチに立たせている。そして80分、マドリーはかつての黄金期を彷彿されるようなコンビネーションから3点目を獲得。マルセロがイスコとの壁パスからPA付近までたどり着いてベンゼマにパス。ベンゼマはルーレットからPA内右にフリーで詰めたL・バスケスにボールを送り、L・バスケスが力強いシュートを突き刺した。

 3点差としたジダン監督は、ベンゼマとの交代で新顔のヨヴィッチを出場させて交代枠を使い切る。後半アディショナルタイムにはイケル・ロサダのゴールを許し、セルタに一矢を報いられたものの、2点リードを維持して試合終了のホイッスルを迎えた。様々な不安要素が取り上げられているマドリーだが、とりあえずはジダン監督が7月30日に発した「私は見事なチームを擁している」との言葉を正当化するような勝利を収めている。

 なお、前日に0-1でアスレティック・ビルバオに敗れたバルセロナに勝ち点3をつけたマドリーだが、リーガで順位的にバルセロナを上回ったのは、なんと27カ月ぶり! 最後にリーガ優勝を達成した2017年5月以来のこととなった。(Goal.com)

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