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雪の中2000人!青森山田、高校サッカー選手権Vパレード/東北スポーツ

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飯田主将を先頭に、優勝パレードを行った青森山田イレブン。約2000人の市民らから祝福を受けた(撮影・葉山理)  第97回全国高校サッカー選手権で2年ぶり2度目の優勝を果たした青森山田が22日、青森市内で優勝パレードを行った。雪の中、選手らは青森駅前の新町通り約300メートルを歩いてパレード。駆け付けた市民ら約2000人がイレブンをたたえた。青森市主催の優勝セレモニーも行われ、小野寺晃彦市長(43)から青森市長特別賞が授与された。

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 朝から雪が降りしきる中、行われた優勝パレード。平日の昼間(午前11時20分開始)にも関わらず、沿道には約2000人の市民、ファンが集結。激戦を勝ち抜いたイレブンを祝福した。

 主将としてチームをまとめたGK飯田雅浩(3年)は「2年ぶりに青森県に優勝旗を持って帰れたことは、大きな喜び。自分たちの力だけではなく、青森県民のみなさんの温かいご声援のおかげです」と謝辞を述べた。

 2大会ぶり2度目の選手権制覇は、決して楽な道のりではなかった。準々決勝では矢板中央(栃木)に先制を許し、2-1でしぶとく逆転勝ち。尚志(福島)との東北対決となった準決勝は3-3の死闘。PK戦を制してファイナリストの座を勝ち取った。

 14日の決勝は流通経大柏(千葉)と対戦。前半31分に先制を許したが、MF檀崎(3年)の2ゴールで逆転。後半43分には途中出場のFW小松(3年)が裏へ抜け出して追加点。3-1で勝ち、タイトルをつかみ取った。

 この日も降り続いた「雪」の存在が、高校最強チームを鍛え上げた。青森は世界有数の豪雪地帯。青森山田の練習場も冬場は雪に覆われる。黒田剛監督(48)は「雪のない地域をうらやましく思ったこともある」と吐露。それでも雪の中での走り込みで足腰を鍛え、ハンデを力に変えてきた。

 指揮官は「一切弱気にならず、この雪の中をひたすらこぎ続けた選手たちの努力が、このような形で実った。雪が自分たちを強くしてくれたとつくづく感じた」と、最高のトレーニングパートナーに感謝した。

 来季は選手権連覇の偉業に挑む。新チームにもMF武田(2年)ら逸材がズラリ。飯田主将は「2連覇は本当に難しい。青森山田の知名度も上がったと思うので、責任あるプレーをしてほしい」と後輩たちにエールを送った。 (葉山理)

小野寺晃彦青森市長「最後まで諦めない、素晴らしい試合を見せてくれた。多くの青森市民に勇気と感動、夢を与えてくれた。心よりお祝い申し上げます」

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