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森保氏がサッカー日本代表監督最有力!田嶋会長、クリンスマン氏は「99%ない」

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2016年、J1広島監督当時の森保氏。日本代表監督に急浮上だ  サッカー日本代表次期監督の最有力候補に、東京五輪男子代表の森保一監督(49)が挙がっていることが10日、関係者の話で分かった。日本協会の田嶋幸三会長(60)がこの日、有力視されていたドイツ代表前監督のユルゲン・クリンスマン氏(53)の就任について「99パーセントない」と事実上、完全否定。日本人を監督に据える方向に舵を切ったようだ。今月中の正式決定を目指す。

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 “森保案”再浮上だ。J1広島を3度の優勝に導いた名将の日本代表監督就任が、ここにきて現実味を帯びてきた。

 関係者によると、代表監督を議論する技術委員会は次期監督に日本人を据えたい方向でまとまっており、関塚隆委員長(57)が最終的に人選を一任されるとみられる。森保氏はW杯ロシア大会に出場した日本代表で西野朗監督(63)をコーチとして支えた。対話を密にするなどして結束し、低い前評判を覆した経緯を知り、ベスト16の成果を引き継ぐ人材として評価されている。

 次期監督の選定作業では当初から、20年東京五輪に出場するU-23(23歳以下)代表を率いる森保氏の兼任案が最有力だった。今後の日本代表を背負う若い世代の現状を把握しており、“世代交代”を進めるにも適任。その一方で兼務は負担が大きいことから協会内で反対意見もあり、外国人監督を並行してリストアップした。

 その中で1番手に挙がっていたのが、前ドイツ代表監督のクリンスマン氏。既に水面下で交渉していたとの情報もあった。ただ、協会の田嶋会長はW杯の視察でロシアに再度向かう成田空港で、こう語った。

 「今のところ99パーセントない。まったく(考えに)なかった人だから、寝耳に水」

 事実上の完全否定だ。クリンスマン氏本人も周囲に意欲を示していたが、最近になってツイッターに「日本代表を指揮するという噂は真実ではない」と投稿。田嶋会長も「会ったこともない。向こうが否定してくれてよかった」と吐露した。

 田嶋会長は、海外から自選、他薦の売り込みが10件程度あるとも告白。これまで元イタリア代表監督でセリエAのパルマなどを率いたロベルト・ドナドニ氏(54)の名前が挙がったほか、アーセナル(イングランド)監督を退任したばかりのアーセン・ベンゲル氏(68)の“待望論”も根強かった。

 そのベンゲル氏について、田嶋会長はW杯でロシア滞在中に接触したと明かしながら「彼は今はちょっと休みたいという感じ」。就任の可能性は低いとの感触を得た。

 W杯での日本の躍進を経て西野監督の続投案も急浮上したが、本人が固辞。日本人指導者の継続を求める意見は根強く残り、海外の人材招聘も難しいとの判断から森保氏起用へ大きく傾いた。

 東京五輪代表との兼務が可能なのかが課題となる。最近では02年W杯日韓大会の日本代表を指揮したフィリップ・トルシエ氏が、00年シドニー五輪代表監督も務めた。補佐役を付けるか、森保氏を日本代表に専念させて東京五輪代表監督に新たな人材を据えるかなど、方策は今後詰める。

 田嶋会長はロシアで関塚技術委員長と後任監督について話し合うとみられ、順調に進めば20日の技術委員会で検討した上で、26日の理事会で正式決定する。W杯出場後の代表新監督に、日本人を迎えた例はない。W杯初出場から20年の節目。正式に決まれば、日本代表が新たな歴史の一歩を踏み出すことになる。

森保 一(もりやす・はじめ)

 1968(昭和43)年8月23日生まれ、49歳。長崎市出身。広島、日本代表などでMFとして活躍し、2004年に現役引退。U-20日本代表や広島、新潟などのコーチを務め、12年に広島の監督に就任。J1優勝3度、最優秀監督賞3度(ともに12、13、15年)。17年7月に成績不振のため退任した。同10月に20年東京五輪を目指すU-20(現U-21)日本代表監督に就任。今年4月からは兼任で日本代表コーチを務める。現役時のサイズは1メートル74、68キロ。

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