【ラグビーW杯へ残されたミッション(上)】ボランティアに大会の魅力などを共有させることができるか - SANSPO.COM(サンスポ)

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【ラグビーW杯へ残されたミッション(上)】ボランティアに大会の魅力などを共有させることができるか

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 日本国内のラグビーは19日のトップリーグ杯閉幕で、2018年シーズンを終えた。そして迎える19年シーズンは、9月20日開幕のW杯日本大会という歴史的なビッグイベントが待ち受ける。迫り来る大会の成功へ、残された課題や新たな挑戦を3回にわたって連載。第1回はボランティアに焦点を当てる。

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 19日から始まったW杯観戦チケットの一般向け先着販売は、日本代表戦や決勝が“即完売”。国内での関心が高まる中、大会組織委員会は「チームノーサイド」と名付けたボランティアの活躍をW杯成功のキーポイントの1つに挙げる。

 ラグビーW杯は五輪、サッカーW杯に次ぐ規模の国際大会。開催地域は五輪が原則1都市なのに対してラグビーW杯日本大会は12地域、開催期間は昨年のサッカーW杯ロシア大会の33日間を上回る44日間になる。

 巨大イベントを運営するのにボランティアは欠かせない。組織委人材戦略局人事企画部の神野幹也主任は「大切なのは運営に携わる者がワンチームになって臨むこと」と指摘する。

 試合会場や駅、空港などでの案内をはじめ、世界各国から集まるファンと直接接するボランティアは、まさに「大会の顔」。組織委の嶋津昭事務総長は「日本ラグビーが育んだ『ノーサイド精神』とともにお客さまを迎え入れたい」と、名称に込められた思いを語った。

 採用されたのは1万3000人。年齢は17歳から88歳と幅広く、海外からの参加もある。日本ならではの“おもてなし”をするため、この多様で膨大な人員を“ワンチーム”にまとめるのが大きな課題だ。

 2月から研修が行われるが、インターネットなどを用いるeラーニングも導入。業務だけでなくラグビーの魅力や大会の価値についても全員に共有させる。各国から日本を訪れた人々が、W杯を楽しんで帰国してもらえるか。試合の面白さだけでなく、「チームノーサイド」も鍵を握っている。 (ラグビー取材班)

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