【ラグビーコラム】TL開幕節は接戦が増える、外国人枠の拡大と短期決戦が格差縮める - SANSPO.COM(サンスポ)

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【ラグビーコラム】TL開幕節は接戦が増える、外国人枠の拡大と短期決戦が格差縮める

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開幕したTL、日野対サニックス戦で突進する日野のアッシュ・パ-カー=町田市立野津田公園  【ノーサイドの精神】ラグビーの国内最強を争うトップリーグ(TL)が先月31日に開幕した。来年のW杯日本大会の影響もあり、今季は外国人枠、大会方式の変更など大きな変革を実施。開幕節を見ると、息詰まる接戦が多かったのが特徴だ。

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 1トライ、1ゴールの7点差以内の試合は8試合中6試合。ワンチャンスで勝敗がひっくり返る好ゲームばかりだった。7点差以内の接戦がわずか3試合だった昨季と比べると、明らかに実力差が接近していることが伺える。

 大きな原因は、先にも書いた外国人枠の拡大とリーグ戦7試合という短期決戦だ。アジア枠を含む外国人枠は、昨季の4から6に拡大。TLでの順位に関係なく海外から戦力を補強できたことが、チーム格差を縮めることにつながっている。

 短期決戦となったことで、序盤戦で敗戦が増えることが優勝争いからの離脱に直結。各チームが選手のコンディションを最も高い状態に持っていくピーキングも開幕に合わせてきたことが、接戦を増やした要因になった。

 外国選手の多さは、社会人チームの日本人選手の雇用にも影響するため、手放しでは歓迎できないが、プレーの質の向上にはつながるはずだ。注目される秋の日本代表は、10日1日の発表を予定する。先月29日に発表された第2次W杯トレーニングスコッド47人に、TL第3節までの試合で、新たに評価を得た選手が招集される見通しだ。代表入り、代表復帰をめざす選手には、残り2試合が来年のW杯出場をかけた正念場になる。7日から始まるTL第2節は、開幕節を上回る熱戦、好ゲームへの期待が高まる。

吉田 宏(よしだ・ひろし)

「吉田 宏」イメージ画像 元号が平成に変わった年に入社して、1995年ラグビーW杯後から、サッカー、野球担当を挟みながら現担当。“軟式ラグビー(自称)”出身で、こちらも自称の江戸川キャップ2を誇る。99年W杯の報道陣による南北半球決戦・プレスマッチで、なぜか南半球の一員で世界制覇を果たして現役を引退してからは、書き手専門で楕円(だえん)球を追う毎日。

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