【ラグビーコラム】W杯の息吹が感じられるこのごろ、起爆剤は日本代表の活躍だ!! - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

【ラグビーコラム】W杯の息吹が感じられるこのごろ、起爆剤は日本代表の活躍だ!!

更新

ラグビーの新日鉄釜石と神戸製鋼のOB戦の開催を発表し記念撮影する松尾雄治氏(左)ら=東京都新宿区  【ノーサイドの精神】日本開催W杯の開幕まで、あと1年3カ月とちょっと。6月5日にはW杯会場で唯一新設される岩手・釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで、8月19日のオープニングイベントの一環として、ともに日本選手権7連覇の栄光に輝いた新日鉄釜石(現釜石シーウェイブス)と神戸製鋼のV7OBによる“レジェンドマッチ”が行われることも発表になった。

<< 下に続く >>

 少し古い話になるが、4月30日には会場の一つである札幌ドームで、初めてラグビーの試合が行われた。関東大学春季大会・明大-帝京大は明大が17-14で勝ち、帝京大に春季大会7年目で初黒星をつけた。

 同ドームがラグビー仕様になるには、野球で使う人工芝をたたみ、10時間以上かけて天然芝のグラウンドを引き出す。国際規格の高さ17メートルのゴールポストも設置された。会場には大会史上最多となる1万4500人の観客も訪れ、期待の大きさがうかがわれた。

 札幌には豪州、フィジー、イングランド、トンガの4カ国が訪れる。開幕直後の9月21、22日の2日間で2試合。当地のW杯はあっという間に終わってしまいそうだが、「集中する分、効率的にできる」と万全の受け入れ態勢に向けて準備している。チームからは「札幌ドームの芝と同じレベルの芝を、練習場にも生やしてほしい」といった無理難題も持ちかけられているそうだが。知恵を絞って解決を図るのだろう。

 今春の全国高校選抜大会のときは、熊谷ラグビー場Bグラウンドの背後に、改装なったメイングラウンドの建物が威容を見せた。こういったこと一つ一つを見たり聞いたりするごとに、W杯が近づいてくる息吹を感じられる。

 それでも、「ラグビーW杯、本当に盛り上がっているんですか」というちまたの声が聞こえてくるのもまた事実。機運を高めるための“特効薬”はやはり、日本代表の活躍のほかにない。この週末から始まるテストマッチシリーズ。イタリアとジョージアという欧州の強豪相手に、ジョセフ・ジャパンの精鋭たちが縦横無尽に走り回り、「日本ラグビーここにあり」という姿を見せてくれることをおおいに期待している。

田中 浩(たなか・ひろし)

「田中 浩」イメージ画像1983年入社。ラグビーブーム全盛期に担当を約10年、その後デジタルメディア、ボクシング担当、アマ野球担当などを経て2008年から運動部一般スポーツ担当デスクを務め、14年秋に二十数年ぶりにラグビー取材の現場に復帰。秩父宮ラグビー場でトライ(高校都大会決勝)と東京ドームでヒット(スポーツ紙対抗野球)の両方を経験したのがプチ自慢の57歳。

ランキング

PR