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東海大仰星・谷口2トライ!“新鮮力”が花園50勝導いた/高校ラグビー

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前半、東海大仰星の1年生FB谷口がトライを決める(撮影・門井聡)  第97回全国高校ラグビー準々決勝(3日、花園ラグビー場)準々決勝4試合が行われ、東海大仰星(大阪第2)は報徳学園(兵庫)を50-20で下し、3大会連続の4強入りを果たした。1年生FBの谷口宜顕が2トライの活躍で貢献した。大阪桐蔭(大阪第1)は国学院久我山(東京第2)に29-10で勝利し、4大会ぶりの4強入り。準々決勝後抽選が行われ、準決勝は東海大仰星-東福岡、大阪桐蔭-桐蔭学園(神奈川)の顔合わせとなった。

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 1年生FBが花園を沸かせた。ノーシードから勝ち上がり、勢いに乗る報徳学園を相手に、谷口が花園初トライを含む2トライ。上級生に刺激を与える頼もしい“新鮮力”が大会通算50勝目をもたらし、4強入りに導いた。

 「うれしかったです。目の前がインゴールだったので置くだけだ、と。できるだけ内に入ろうと思っていきました」

 見せ場は序盤にやってきた。7-5の前半10分、敵陣10メートルラインから左に展開されたパスを最後に受け取って、飛び込んだ。さらに3分後、またも中央ラックから左へのパス展開を左サイドでもらうと、華麗なステップで相手タックルをかわしてダイブし、報徳の反撃ムードを断ち切った。

 東海大仰星中のラグビー部員出身。兄貴分の高校生と同じグラウンドで練習をしてきた。現在はFBだが、SOやWTBの経験もあり、湯浅大智監督が「ラグビー偏差値が高い」と評する頭脳派プレイヤー。前回の花園では現WTB河瀬諒介(3年)がFBを務めたが、昨夏からは谷口が後釜を任され、大舞台に立っている。

 FBはBKの砦のポジション。手本にしているのは河瀬だ。先輩は2年FBとして花園に立ってBK陣を動かしてきた。谷口は「ウイングの動かし方など、去年の経験を教えてもらいながら一緒にやっています」と振り返る。先輩に対してはまだ“さん付け”での指示。指揮官は「『河瀬、行け!』と言えるくらいにならなあかん」と気の強さを求めているが、花園で3試合をこなし、度胸も据わってきた。

 大きな壁に立ち向かう。5日の準決勝の相手は前回王者・東福岡だ。CTB長田智希主将(3年)は「ここまで来たらどんな相手でも苦しい試合になる。強いけど負ける気はない」と必勝を期した。これで5大会連続の激突。1年前は決勝で屈した。2大会ぶりの日本一に向け、チーム一丸でぶつかる。 (須藤佳裕)

谷口 宜顕(たにぐち・よしあき)

 FB。2001(平成13)年11月20日生まれ、16歳。大阪府出身。3歳から高槻ラグビースクールで競技を始める。東海大仰星中を経て、東海大仰星高へ進学。今夏からレギュラー。50メートル6秒5。1メートル73、76キロ。

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